知ってか知らずか
運命とは恐ろしいもの
本来、彼岸会はお彼岸の中日に開催するものと決めておりました
ところがうちは、御門徒さんが予定を開けてくださるように年間計画を立てて
其の通りに運営をしています
その年間計画書作成の時、彼岸會を9月23日と間違って入れてしまっていました
今年は、中日の次の日に開催することになっていたのです
早朝に起きてもち米を1キロ炊きましておはぎつくりを致しました
7時に私の妹が来てくれて手伝ってくれまして
おはぎときな粉で二種類のものを作り
皆さんに食べて戴きました
今日は、30人くらいの法会でした
私と長男で作ったおはぎを皆さんに無理やり食べさせたような感じでした
ご門徒さんには好評でした。
「御住職おいしかったよ~」と皆さん言ってくださって有難い事でした
最後まで洗い物をやってくださった御門徒さんにぽろっと「坊守の親父さんが亡くなった」と長女が話してしまいました
つい数週間前に会いに行ったこと
そのあと親父さんから自分宛てに手紙をもらったこと
つい口からこぼれたんでしょうね。
そうしましたら、ご門徒さんのお一人が
「あなたが来てくださるのを、待ってくださっていたのよね~」
と諭してくださいました。
長女は、その言葉に勇気をもらったような顔をしました
早々に、留守番を妹にお願いして
長女、長男、私は、坊守の姉の住んでいる大垣へ向かいました
急遽、三連休の最終日
しかも新幹線が止まっている
そんな状況の中、午後からは再開したみたいなので
いざ、大垣を目指しました
京都乗り換えで、東海道線へ
伊吹颪の吹く地方を通過していざ、大垣へ行きました
私の子供が四人そろい、北欧から姉の娘が帰国して
みんなが揃ってお通夜をしました