□本日落語一席。
◆七代目月亭文都「天災」(NHK大阪放送局『とっておき!朝から笑タイム』)。
NHK大阪ホール、令和4(2022)年6月2日収録(第426回「NHK上方落語の会」)。
エンディングのトークによると、七代目文都はこのネタを故桂吉朝から教わったとのこと。吉兆が存命のときだから、まだ文都でなく八天だったときのことだろう。
それにしても、おもしろいのは、故吉朝がこれを桂ざこばから習ったということである。ざこばの「天災」は二三度聞いている。八五郎がかなりガラッパチなのがおもしろい「天災」だ。しかし、そのガラッパチなところは、きっと吉朝の手に移って緩和されたのではと思われる。そして、その緩和された「天災」が文都に移って、さらにおだやかな八五郎の「天災」なったと、そういうことじゃないか。まあ、それはそれでおもしろいが。
◆七代目月亭文都「天災」(NHK大阪放送局『とっておき!朝から笑タイム』)。
NHK大阪ホール、令和4(2022)年6月2日収録(第426回「NHK上方落語の会」)。
エンディングのトークによると、七代目文都はこのネタを故桂吉朝から教わったとのこと。吉兆が存命のときだから、まだ文都でなく八天だったときのことだろう。
それにしても、おもしろいのは、故吉朝がこれを桂ざこばから習ったということである。ざこばの「天災」は二三度聞いている。八五郎がかなりガラッパチなのがおもしろい「天災」だ。しかし、そのガラッパチなところは、きっと吉朝の手に移って緩和されたのではと思われる。そして、その緩和された「天災」が文都に移って、さらにおだやかな八五郎の「天災」なったと、そういうことじゃないか。まあ、それはそれでおもしろいが。