□本日落語一席。
◆桂阿か枝「質草舟唄」(寄席チャンネル『上方百景』)。
神戸新開地喜楽館、令和5(2023)年6月4日(「新開地で朝の阿か枝の落語会」)。
初代桂文枝が得意とした「三十石」を、金策のために質入れしたというのは知られた逸話。それを落語作家小佐田定雄が、一席に仕立てたとのこと。
噺では、初代文枝が、「三十石」の舟唄について、実際の三十石舟の船頭に教えを受けて芸を完成させたが、その船頭が重篤な病に罹患して、その治療代のために必要となった百両を借りるため、「三十石」を質入れして借金したという筋だてにしていた。
その他、文枝が金を借りた相手、その借金返済に金を出した御贔屓(「三十石」を聞きたがった客たちが出したという説もある)など、どこまでが本当で、創作されたのはどの部分どの程度なのかが知りたい。
そもそも、この初代文枝の評伝というほどのものは、何かあるのだろうか。
◆桂阿か枝「質草舟唄」(寄席チャンネル『上方百景』)。
神戸新開地喜楽館、令和5(2023)年6月4日(「新開地で朝の阿か枝の落語会」)。
初代桂文枝が得意とした「三十石」を、金策のために質入れしたというのは知られた逸話。それを落語作家小佐田定雄が、一席に仕立てたとのこと。
噺では、初代文枝が、「三十石」の舟唄について、実際の三十石舟の船頭に教えを受けて芸を完成させたが、その船頭が重篤な病に罹患して、その治療代のために必要となった百両を借りるため、「三十石」を質入れして借金したという筋だてにしていた。
その他、文枝が金を借りた相手、その借金返済に金を出した御贔屓(「三十石」を聞きたがった客たちが出したという説もある)など、どこまでが本当で、創作されたのはどの部分どの程度なのかが知りたい。
そもそも、この初代文枝の評伝というほどのものは、何かあるのだろうか。