竹林亭白房

枝雀「スビバセンおじさん」★落語

□本日落語二席。
◆桃月庵白酒「抜け雀」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和3(2021)年10月27日(第640回「TBS落語研究会」)。

◆桂枝雀「スビバセンおじさん」(日本文化チャンネル桜『落語動画』)。
コスモ証券ホール、昭和64(1989)年1月1日OA※毎日放送『米朝一門顔見世大興行』。
ネット検索して、どうやら上記の高座情報だと知る。たぶんDVDの枝雀全集にも収められているもののようだ(未確認)。

子どもが、(スビバセン)おじさんに問いかけてそれに答えるという形で次々と展開される小噺。枝雀がよく演ったショート落語と同類で、基本的にナンセンスな噺がくり出される。
ときの流れからときを掬い取るとか、五十歳のおじさんはもう三十年も生きていると言うとか……などなど。
比較的わかりやすく笑える小噺は、「覆面パトカーって、わかりにくいよね」、「うん、そうやな。でも、こないだのはわかりやすかったよ。なかに鞍馬天狗が乗っとったから」くらいか。

枝雀も、客にウケているのかどうか手さぐり状態で演っているのがわかる。「もうすぐ終りますから……」などと言って自信なさげだ。

■本日講談一席。
◇一龍斎貞花「仏の作蔵 命の手習」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
東京渋谷NHK放送センター、令和4(2022)年11月20日収録。
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