□本日落語一席。
◆三遊亭圓輔「野ざらし」(寄席チャンネル『粋 らくご』)。
池袋演芸場、平成30(2018)年6月19日(2018年池袋演芸場6月中席)。
圓輔の「野ざらし」というと、過去二回ホール落語で、落げまで演じられたものを聴いたことがある。昨今「野ざらし」を落げまで演る落語家はそうそういないので、自分の認識で三遊亭圓輔は「野ざらし」を落げまで演る人となっている。
しかし、さすがに今回の高座は定席の寄席での出番である。それでもうまく時間内にコンパクトにまとめて演ってくれるのかなと多少期待したが、舞台に登場してマクラをわりと長めに話しているので、嗚呼、最後まで演らないのだなとわかってしまった。
落げまで「野ざらし」を演る落語家が、途中で切って終えるのを聴くと、この落語は、やっぱり最後まで演らずに陽気なところで終えるのがふさわしいのかなと思えてきた。
ホール落語で聴かせてくれた落げまでの「野ざらし」は、やはり演じた場所柄、落語マニア向けの高座かなと、あらためて思ったしだいである。
◆三遊亭圓輔「野ざらし」(寄席チャンネル『粋 らくご』)。
池袋演芸場、平成30(2018)年6月19日(2018年池袋演芸場6月中席)。
圓輔の「野ざらし」というと、過去二回ホール落語で、落げまで演じられたものを聴いたことがある。昨今「野ざらし」を落げまで演る落語家はそうそういないので、自分の認識で三遊亭圓輔は「野ざらし」を落げまで演る人となっている。
しかし、さすがに今回の高座は定席の寄席での出番である。それでもうまく時間内にコンパクトにまとめて演ってくれるのかなと多少期待したが、舞台に登場してマクラをわりと長めに話しているので、嗚呼、最後まで演らないのだなとわかってしまった。
落げまで「野ざらし」を演る落語家が、途中で切って終えるのを聴くと、この落語は、やっぱり最後まで演らずに陽気なところで終えるのがふさわしいのかなと思えてきた。
ホール落語で聴かせてくれた落げまでの「野ざらし」は、やはり演じた場所柄、落語マニア向けの高座かなと、あらためて思ったしだいである。