本日は『週刊文春』発売日。「川柳のらりくらり」で入選があった。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。
◎完成がちょっとさびしいプラモデル
(「川柳のらりくらり」※お題「モデル」/『週刊文春』2024年10月10日号/柳家喬太郎選)。
プラモデルは小学校時分の最大の趣味だった。主として作ったのは戦車。三十台以上も作っただろうか。一つ作ると、また、すぐ次のを作りたくなる。なんだか中毒症状のようである。つまり、完成と同時にちょっとしたさびしさのような感情が生じて……のくり返しである。
その後、趣味が音楽に移って、急にプラモデルの趣味が子どもっぽく思えてきてピタリとやめ、三十台以上の戦車は、すべて花火・爆竹で破壊して戦争ごっことともにプラモデル趣味は終息。
しかし、それから半世紀後の現在、家にはまだ作っていない約百箱ほどのプラモデルの箱がある。それはまた……。
□本日落語一席。
◆桂福矢「阿弥陀池」(ラジオ関西『内海英華のラジ関寄席』)。
神戸新開地喜楽館、令和6(2024)年6月3日収録(昼席公演※噺家芸歴三十周年お祝いウィーク)※9月28日OA。
◎完成がちょっとさびしいプラモデル
(「川柳のらりくらり」※お題「モデル」/『週刊文春』2024年10月10日号/柳家喬太郎選)。
プラモデルは小学校時分の最大の趣味だった。主として作ったのは戦車。三十台以上も作っただろうか。一つ作ると、また、すぐ次のを作りたくなる。なんだか中毒症状のようである。つまり、完成と同時にちょっとしたさびしさのような感情が生じて……のくり返しである。
その後、趣味が音楽に移って、急にプラモデルの趣味が子どもっぽく思えてきてピタリとやめ、三十台以上の戦車は、すべて花火・爆竹で破壊して戦争ごっことともにプラモデル趣味は終息。
しかし、それから半世紀後の現在、家にはまだ作っていない約百箱ほどのプラモデルの箱がある。それはまた……。
□本日落語一席。
◆桂福矢「阿弥陀池」(ラジオ関西『内海英華のラジ関寄席』)。
神戸新開地喜楽館、令和6(2024)年6月3日収録(昼席公演※噺家芸歴三十周年お祝いウィーク)※9月28日OA。