竹林亭白房

四代目雷蔵「明烏」★落語

□本日落語二席。
◆四代目春雨や雷蔵「明烏」(寄席チャンネル『粋 らくご』)。
お江戸日本橋亭、平成31(2019)年1月17日(春雨や雷蔵独演会「雷蔵八百夜」394夜)。
昭和には、「明烏」と言えば八代目桂文楽、文楽の「明烏」と言えば甘納豆、というくらいに、一夜明けて、振られた太助が甘納豆を食いながら源兵衛とやりとりする場面が有名になった。今でもこれを継承している落語家はすこぶる多い。
ただし、今日聴いた雷蔵のは、太助が梅干しに砂糖をまぶしたものを食い、また、そのうちの一つを源兵衛に向って種を吐き出してぶつけるという型だった。

これは確かにめずらしい。が、この型は古今亭志ん朝が演ったものである。志ん朝が作り出したものかどうかまでは知らない。雷蔵はもしかして志ん朝に稽古をつけてもらったのだろうか。

それと、昔は梅干しに砂糖をまぶして食うという習慣があったものだろうか。これも知りたいものである。

◆『笑点』特大号一門対抗大喜利:林家木久扇(司会)/春風亭昇太・春風亭昇羊・春風亭昇りん・春風亭昇也/三遊亭好楽・三遊亭王楽・三遊亭好の助・錦笑亭満堂/※座布団運び:林家きく姫・林家けい木(BS日テレ『笑点』特大号第503回)。
深川江戸資料館小劇場、令和6(2023)年9月19日収録※10月1日OA。
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