竹林亭白房

美馬「死神婆」★落語

□本日落語三席。
◆桂九ノ一「天災」(NHK総合『令和6年度NHK新人落語大賞』)。
東京霞ヶ関イイノホール、令和6(2024)年10月26日生放送。

◆鈴々舎美馬「死神婆」(NHK総合『令和6年度NHK新人落語大賞』)。
東京霞ヶ関イイノホール、令和6(2024)年10月26日生放送。

古典落語「死神」を、現代版にアレンジして死神は老婆の風貌として演出されたもの。ネット検索で情報収集したところによると、改作のもとは柳亭こみちらしい。
呪文の言葉や、所々のクスグリなどは『週刊少年ジャンプ』に連載された「呪術廻戦」という漫画によるものらしい。客席からは一定の笑いが得られていたようなので、世間的には有名らしいが、自分は知らなかったので、いささか置いていかれた感がある。

落げは、六代目三遊亭圓生のように、命絶えた所作による見立て落ちかと思ったが、そこからむっくり起きあがって息を吹き返したのでちょっと驚いた。
これは、実は妊娠していたことによって、命が二つあったということからの展開だったのはよくできていると感心した。しかし、ということは、これで妊娠していた子の命が奪われたということなのか。それとも、生れかわりとして、また赤子からの再生人生が始まるということなのか。ここがわかるともっとおもしろいかもしれない(できたら後者希望で)。

◆春風亭一花「駆け込み寺」(NHK総合『令和6年度NHK新人落語大賞』)。
東京霞ヶ関イイノホール、令和6(2024)年10月26日生放送。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る