新葉館出版Web川柳句会2024年4月発表分★川柳

新葉館出版Web川柳句会の今月分発表があった。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。

◎倍速のドラマで泣けるＺ世代
(新葉館出版Web川柳句会※ユーモア川柳/2024年4月発表分/佳作/北原おさ虫選)。

◎何か言い何かをすれば下がる支持
(新葉館出版Web川柳句会※時事川柳/2024年4月発表分/佳作/唯夕選)。

Z世代が映画だのドラマだのを倍速で見て云々という句は、一定程度詠まれているように思う。たとえば、先月発表の新葉館出版Web川柳句会(課題詠「映画」)でも「映画さえ早送りするＺ世代」という作があった。
あとは、どれだけオリジナルな内容として詠めるかだが、要は、われわれはやらないけれどZ世代って倍速で見ちゃうんだという違和感を表すのなら、どうやっても大差ないかもしれない。よほどのものができない限り、今後このテーマはやめたほうがよいかもしれない。

□本日落語一席。
◆桂三四郎「時うどん」(衛星劇場『衛星落語招待席』)。
東京都北区北とぴあペガサスホール、令和6(2024)年1月20日(「一もニもなく三四郎独演」)。