竹林亭白房

一花「のめる」★落語

□本日落語一席。
◆春風亭一花「のめる」(GAORA『2023年度 公推協杯 全国若手落語家選手権』本選②)。
紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA、令和6(2024)年1月29日収録。
上方落語「二人癖」。おたがいの癖を直そうと賭をした二人。「一杯飲める」と言う癖の男が、「つまらねえ」と言う癖の男を負かしてやりたいと御隠居に相談するも、一度は相手にしてやられる。
そして、ふたたび御隠居の指南を受けて、相手の好きな詰将棋でやりこめようと、相手が自分のところへ湯を誘いに来るのを待ち受ける。そのとき、御隠居に「自分からうって出るのじゃなくて、網を張って待ってるてやつだ」と教えられた男は、本当に、自分の家に網を張って待ちかまえていたというのが一花の演出。

湯へ誘いに来た男が、何かを手で払いのけて家のなかに入っていく所作をしたので、はじめは暖簾でもくぐっているのかなと思って見ていると、本物の網を張りめぐらせているのかとわかって、思わず笑った。これはおもしろい。
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