竹林亭白房

『NHK短歌』テキスト2024年12月号★短歌

本日は『NHK短歌』テキスト発売日。一首入選。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。

☆ポイに触れストンと落ちて逃げてゆく金魚すくいのような幸せ
(『NHK短歌』※課題「触れる」/『NHK短歌』テキスト2024年12月号/佳作秀歌/川野里子選)。

幸福や成功を、あとほんのちょっとのところでつかみ損ねたという主旨を詠んだ作(短歌・川柳)はわりと多いかもしれない。ただ、それをどう詠むかというところに、オリジナリティがあって、今回の自作は、ポイから掬われずに逃げた金魚がそれだったということになるのでしょう。

ただ、根本にある主旨が月並だと、入選してもとうしても胸を張れないということはなきにしもあらず……です。

□本日落語一席。
◆柳家花ごめ「ねずみ」(寄席チャンネル『鮮 あざやか』)。
東京高田馬場ばばん場、令和5(2023)年12月29日(「柳家花ごめ独演会」)。
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