市街地エリアのあとにダムエリアへ向かいました。
ダムって黒部ダム?と思っていたのですが、大町にダムがあり、そのダム周辺のエリアでした。
すると、道脇に、あ、サル!
まったりとした感じのお猿さんたち。
あちこちにサルがいました。
ねこのようにあちことにいるサル。
餌をあげないでという看板がたくさんありました。
あげないように気を付けたいですね。
■浅井裕介「土の泉」
「これがみたかったんだ!」と言ってみている人がいました。
商店街の地面に描いていた絵の人と同じですね。
大町エネルギー博物館の壁に描かれています。
さ、次は、その近くにある、こまどめの湯にむかいます。
ここ、日帰り温泉ができるんですね。
でも、今回はアートが目的ということでアートだけ見ました。
■岡村桂三郎「龍の棲家」
家屋の1Fのいたるところに作品がありました。
ちょっとおどろおどろしい迫力のある絵でした。
でも美しい感じでもあります。
■栗田宏一「土の道・いのちの道」
「塩の道 千国街道」として古代より海の交通の要所だった信濃大町を舞台に、実際に各地で採取してきた土を並べることを通して、塩が伝わってきた道や日本海沿岸の距離感、つまり日本海全域からやってくる塩が糸魚川に集結し、山を越えて信濃大町にたどり着くイメージを作品化しているんだとか。
これ、説明聞かないとわからないんですけど、でも、その集めた土が非常にいろいろな色をしていて、
それを並べている様子がとってもきれいなんですよね。
よくこんなにも土を集めたもんだと感心します。
そこから少し車を走らせると、見えてきました。
大町ダムです。
上まで登ってダムを見るとこんな感じです。
なぜ、上に上ったかというと・・・・
■パトリック・トゥットフオコ「龍(たつ)」
この作品があるので上まで見に来ました。
なんと夜になると目が光るんだそうです。
龍の母とその子供が、湖の岩を打ち砕き、安曇野を開拓したという、地元に伝わる伝説「犀龍と泉小太郎」をモチーフとした作品。
このダムの竜神湖にその伝説があるんだそうですよ。
伝説の龍が人々を助ける様が、地域活性化のために芸術祭が行われる状況が似ていると感じた作家が、水神の象徴である龍の目に焦点を当て、現代に新たな龍を視覚化させたんだそうです。
視点が面白いですよね。
ダムエリアはこの四つだけでした。
次は源流エリアです。