リリー・フランキーが情熱大陸で取り上げられていた。
12月24日から東京の桜を咲くまでの長期期間をかけての
取材なら応じるということで、長い期間をかけての取材と
なっていた。
この人42歳なんですね。
もっとお年なのかと思っていました。
もともとはイラストレーターらしく、今は「おでんくん」という
アニメで子どもからも人気があるそうである。
もちろん、「東京タワー」で若い女性からもモテモテである。
サインを求めてくる人には全て答える。
これは、サインに限らず、仕事もそうで、
来るものはなんでも受け入れていくタイプなんだそうだ。
毎日毎日本当にハードスケジュールである。
とにかく、いつもテレビと同じような感じで感情をあらわにすることは
ほとんどないリリー。
そんな彼は若い人に向けて、イラスト講座のようなものを開いている。
しかし、プロ、アマの隔てなく、学生の作品すべてを受け入れていく
姿勢で接していく。
そしていうのだ。
「イラストレーターや絵本作家なんかは免許なんかないんだから、
自分はイラストレーターですとか絵本作家ですと言い切ればいいんだよ。
そうすれば仕事がくる。名前を聞いたことがないと言われたら
今はまだ売れてないですけど。なにか?と言えばいいんだよ。」
とほんわか話すリリーさん。
「自分でイラストレーターだと言ってないといつまでも
イラストレーターにはなれないよ。」
とリリーさん。
妙に納得させられる話であった。
それは彼自身がそうやって生きてきたから核心をもって言っているからであろう。
「ぼくはなんでも極めるのがいいこととは思わないんだ。
なんでもすごいやつはいて、そのすごいやつにできないことを
やってすごいやつをびっくりさせたいから。だからぼくは
プロでなくアマでいたい。」
というようなことも言っていた。
かっこいいなぁと思いました。
そして、最初、なぜ彼は桜の咲くころまでの取材を指定したのかが
最後に明らかになる。
それは桜がおかんの好きな花であったから。
そんなドキュメンタリーを見ながら、おかんとぼく(リリー)の物語である
「東京タワー」を読みたいなぁと思ったのでした。
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