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えんじゃけん

夷隅の地層

今日は千葉県夷隅というところに行ってきました。

ここらへんは、山を削って作った道の壁がコンクリートとかで
固めてないので、地層が綺麗に見える場所なんです。
一応、仕事で行ってきました。

上の写真、両端が地層になっています。
見えるでしょうか?


白っぽい層が泥岩
黒っぽい層が砂岩です。

泥岩も砂岩も触るとポロポロとすぐに崩れる感じです。
化石を掘り出すときに、よくノミとかなづちみたいので、
コンコンコンってくずしていくじゃないですか。
私、岩をコンコンやっているのかと思ってたんですよね、
石みたいに硬い岩。
それでよく化石が壊れずに出てくるなぁと思っていたのですが、
そうじゃないんですね。
コンコンしているのは、この泥岩や砂岩のような脆い層なんですね。
見た目は硬そうですけど、本当に脆いんですよ。

変わった層を少し紹介。


下側は白っぽくて、上側が赤っぽい層になっているのですが、
これは断層と呼ばれるもので、白っぽいものは水の中で堆積した
層なんだそうですが、赤い部分は火山灰らしく、なんで、こんな形で
積もっているかというと、赤い部分に川が流れていたからなんだそうです。
面白いですよね。


黒っぽいぐにゅぐにゅした線が入っていますが、これも地層です。
スランプ構造と呼ばれるもので、層が固まっていないうちに、
次の層が流れてきてその勢いで曲がってできた層なんだそうです。
層が流れるっていうと語弊があるかもですね。
川から砂や泥が流れてきて・・・ってことです。

山って、削ってみると、こうやって層になっているものが、
ほとんどなんですよね・・・・。
積み重なりでできているんですよね。
山に限らず、今、踏みしめている大地もそうですが。

あんまり、層とは関係ないですが、侵食の偶然で面白いもの発見!


なんかおじさんの顔に見えませんか?
笑ったおじさんの顔。
ちょっと恐竜展に関係する地層について学べて面白かったです。

あ、そうそう。
先日受けた試験、合格していました!!
これで、今の仕事の資格がレベルアップです。
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