標高699mで山としては高い山ではないのですが、
麓から登ったのは今回が初めてでした。
いつもリフトを利用して登っていたのですが、
今日は夏の旅行(登山)に備えて麓より登山しました。
電車で行きました。
家の最寄りの駅に8時に待ち合わせをしました。
駅で待っていると、「一本遅れました。今電車に乗りました」と
7時58分に後輩からメールが入りました。
といっても後輩は2つ隣の駅なので、8時2分には後輩は、
待ち合わせの駅に到着しました。
この待ち合わせのときって、なんだかいつもドキドキソワソワしてしまいます。
どんな顔して待ってればいいんだろう・・・とか。(汗)
考えすぎっちゃあ考えすぎなんだけど、人を待っているのってなんか
照れませんか?相手に会うまでが。
後輩は、いつも待ち合わせの場所につくと駆け寄ってきてくれるのですが、
それもかわいいですよね。
いつものように、駆け寄ってきて「遅れてすいません!」と後輩。
「大丈夫だよ、この一本あとの電車が快速だから」と私。
すぐ後にきた快速に乗って出発しました。
まずは新宿まで出て、そこから京王電鉄高尾線に乗っていきました。
準急に乗れば、高尾山口まで約2時間もあればつくのですが、
鈍行に乗ったので、準急よりも45分遅く高尾山口につきました。
でも、その分、いろいろ話ができました。
職場のこと、ゴールデンウィークのこと、夏の旅行のこと・・・など。
話してみて、知らなかったことも分かってよかったです。
後輩はいろいろ話してくれるので、助かります。
私はなかなか話せない人なので・・・と言っても話し出すと止まらない人でも
あるんですけどね・・・、自分(汗)。
最初は一号路と呼ばれる道で登山しました。
途中、白い花がたくさんさいていました。
シャガという花で、中国から来た花らしく、
高尾山のあちこちに咲いていてきれいでした。

昔、後輩の住んでいた家の裏庭にこの花が咲いていたらしく、
暗くジメジメしたところに生えるイメージがあったらしく、
そんなに綺麗は花と思ったことがなかったんだそうですが、
今日は、改めてみて綺麗だと思ったそうです。
山ですが、そんなたいしたことないだろうと思っていたのですが、
途中、ひざがガクガクブルブルとすることがありました。(汗)
衰えていますね・・・・。
一号は道が舗装されていて、結構子供連れの方も登っていました。
高尾山口駅についたのが、10時45分だったので、
登っている人が結構人が多かったように思います。
たま~に下ってくる人もいました。(何時にきたんだろう・・・!)
頂上についたのは12時でした。
たくさんの人が、日陰という日陰に腰を下ろして食事をとっていました。
私たちは少し影がある階段に腰をかけておにぎりを食べました。
天気は晴れではあったのですが、靄が出ていて、残念ながら頂上で
富士山を見ることはできませんでした。

くだりは6号路で降りることにしましたが、最初4号路の道で降りて、
途中から6号路で降りました。(単に間違ったのですが)
6号路は澤沿いを降りていくコースです。
最初4号路を通ったので、6号路は道を歩く状態だったのですが、
もし、最初から6号路を降りていたら、道だか澤だかという道なき
道を歩くようになっていたようでした。
夏にチャレンジしてみたいものです。
道が一応あるものの一号路とちがって舗装はされてなく、
山から水が滲み出ていて、ドロドロとしたところの多い道でした。
でも、後輩は別にそんなに気にすることなくずんずん歩いていて、
そういうところもいいです。
降りている途中で、澤(川)に降りられるところがあって、
そこで、少し休憩しました。
「すごく冷たい!」と後輩。私も水を触ってみると冷たかったです。
それと不思議なんですけど、手を水につけるだけで、なんだか
疲れが取れるように感じました。

気持ちよかったです。
新緑が、綺麗でした。
葉と葉が重なって透けて見えて綺麗なんですけど、それを後輩に綺麗だよね
と話すと、後輩もその好けた感じが好きだと話していてちょっと嬉しかったです。
途中、木に触ったりもして、それも気持ちよかった。

6号路の途中、びわ滝という滝があり、そこでは不動明王が祭られている
社があって、修行ができるようになっていました。
修行者が使う施設もありました。(一般人はその施設は使えません)
一人、白装束を着て修行をしている人がいたんですが、
すごい声(気合)を出していてびっくりしました。

その社の入り口の狛犬が子供がいてかわいかったです。
麓まで降りたらお茶屋さんで、私はクリーム餡蜜、
後輩は抹茶アイスを食べました。

麓にあったお地蔵さん群。
七福神もあって珍しかったのでパシャリ。
すべてに毛糸の帽子をかぶせてあってかわいかったです。
なんでも、後輩は寒天が苦手なんだそうです。
そのときに、「次はどこに登りますか?」と後輩。
なんだか嬉しかったです。
いつも自分から誘っているので、後輩からそのように積極的に
言ってくれると嬉しいです。
とりあえず、調べてみるってことで、その場はそれ以上話をしませんでした。
そして、そのあと、準急に乗って、新宿に向かい、乗り換えて京橋へと
向かい、後輩の友達の個展を見に行きました。
なんでも、後輩の小学校時代の学童の友達だったようで、
今、美大の院生なんだそうです。
個展なんてすごいですよね、それも京橋。
運動会をテーマにした版画で、色合いが綺麗で面白い作品でした。
そして、その友達ととっても嬉しそうに話す後輩を見て、
昔の友達も大事にする人なんだなぁと思ってみていました。
「こんな汚い格好でごめんね。今日、山に登ってきたの」と後輩が言うと、
その友達は、「こんなかわいい格好で登ってきたんだ!癒し系だよね。」と
言っていました。
確かに、癒し系だなぁとは思います。
一緒にいて落ち着くからね。
後輩は、長袖の花柄のインナーに上から半そでの・・・う~~ん、
なんだろう?ワンピースなのかなぁ・・・。
なんか着ていました。(思いっきりファッションに疎い自分)
やっぱり、どこでもかわいい系キャラなんだなぁと思って見てました。
誰に対しても同じ態度なのがいいなぁとも思いながら見ていました。
そんなところも好きなところです。
そのあとは、近くにあった警察博物館(?)の1Fだけに立ち寄って、
その表にある白バイに後輩が乗ろうとしたら(私が乗って!って
言ったからなんだけど)子供が来たので、乗らないで、帰りました。
その後、晩ごはんに誘おうか・・・どうしようか・・・と思ったものの、
今回は誘いませんでした。
疲れているかなぁと思ったし、ドロドロだったので、早く着替えたい
かなぁとも思ったので。
だから、自分の最寄りの駅でさよならをしました。
「今日はありがとうございました」と後輩。
「(次に登る山を)本買って調べるから」と私。
「はい!」
「じゃ、おつかれさま」
「お疲れ様です」
・・・お疲れ様って変かぁ・・・と今更思う。
帰りに松屋でご飯を食べて、家に帰るとそのまま一眠りしました。
帰りの電車でも一瞬寝たりしてたので、ずいぶん疲れていたみたいです、
今日の山がだいたい、片道1時間ちょいなんですけど、
夏の山は片道5時間なんですよね・・・・。
大丈夫なんだろうか、自分。(汗)
5倍距離があるってことですよね。
今日のでも途中少しへこたれそうになったのに・・・と思いつつ。
でも、まだ夏までには時間があるので、少しずつでも体力をつけて行こうと
思います。