えんじゃけん

「役者魂!」第五話

「役者魂!」第五話を今日やっとみました。

今回、一番笑えたのは、瞳美の護への告白シーン。
生活費のために護へ告白することを演じなければならなかった瞳美。
アントーニオのコーディネートドレスを着て、
そして、アントーニオによる台詞指導で告白する。
・・・・んだけど、いや、松さんの表情が面白かったですね。
アントーニオの台詞指導の台詞だけでも十分面白かったんですが、
(テクニックがうんにゃらかんにゃらとか)
なんたって、そのあとが面白い!
護が瞳美の告白に対して、「お姉さんではだめですか?」と
いったときから、何だかのスイッチが入ってしまった瞳美。
「私だってまだ28歳で、あと一年と少しで30歳だけど、
でもまだ20代で・・・!」というような自分の女をアピール!
そこがね、すごく面白かった!!&すごくかわいかった!!
護のそのあとの豹変ぶりも面白かったけど。
コロっと雰囲気が変わりましたよね。
それまでの情けない雰囲気の経理から一人の男(?)としての
護へと・・・あの気取りぶりがなんとも!!

あれだけ必死に女をアピールされると「そこまで自分を
思ってくれてるのか!」と勘違いしますよね。
はい、アントーニオが考えた台詞よりもそれのほうが、
真実味を増してしまったって感じでした。
それに対して「なんだかいやな予感がした」という瞳美の
心の声もグッドでした。
この先、まだこの恋話は続きそうですね。

それと、「私ものすごく普通のこと言っている?」というのも
印象的な台詞だったかなぁ。
家族という言葉を聴くだけで涙が出そうになってしまう瞳美。
家族と思える人がいるから、明日のことも考えるようになった瞳美。
そうなんだよね、共に暮らす人がいると、
仕事なんかは特にがんばんなきゃと思えるもんなんだよね。
迷惑をかけたくないし、生活ができなくなっては困るしで。
それに相手を安心もさせてあげたいって気持ちもあるし。
相手に夢をかなえてほしいって気持ちもあるし。
そう考えると、いや、それだけが理由ってわけではないけれども、
安定した収入のある職に就こうと思うようになったもんな。
一人だったらたぶん、私の場合、もっと刹那的に生きるだろうなぁと思う。
こんな風にはあんまし、考えたことなかったので、
このドラマを見てよかったなぁと思うひとつです。
あ、でも、傍からみると、今でも十分刹那的のようですけどね。

家族の結びつきが弱くなってきている今、
このドラマが訴えているものはなんなんだろうなぁと。
いや、たぶん、「家族」って言葉はたくさん出てくるけど、
それよりも人と人との繋がりを描きたいんだろうなぁと思う。
人と人はいがみあってもお互いに苦しいだけなんだよね。
それよりは一緒に快適な暮らしに向かって協力しあうことのほうが、
何倍も幸せなんだよね、仲間(家族)がいるってことだから。
競争をするんじゃなくて、いっしょに力を合わせれる世の中にするには、
どうしたらいいのか、・・・そんなヒントもこのドラマにはあるのかもね。
協力しあって、成長しあっていく。
そして、その成長を共に喜んでいける。
そんな世の中になったらどんなにみんなが幸せに過ごせるだろう。
責任の所在をどこか一箇所に持たせるだけでは、お互いにギスギスする
ばかりできっと何も解決しなし、お互いに本当の幸せには程遠いように思う。
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