Kent Shiraishi Photo Blog

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外へ配信するArtistの呟き。

北海道応援プロジェクト - 本日ポストカード発送しました!

2019年02月21日 | 北海道応援プロジェクト
北海道応援プロジェクト - 本日ポストカード発送しました!

そして今、「8000人の笑顔プロジェクト」にご協力お願い申し上げます!!

『写真の力で北海道を応援したい!』という思いから始まったクラウドファンディング、皆様の善意のおかげで大成功に終わりました。そしてようやく今月(2月)に入って、皆様からの支援金がCF側より渡されました。

これでリターンを制作して頂いてる方々に経費をお支払いしまして、来月早々には被災地に支援金を届けることが出来そうです。もちろん経費の明細はきちんとお見せ致します。

・・・そして、
ついにポストカードが完成しまして、本日ご支援頂いた皆様の元へ発送しました!!






撮影 : Hiroshi Tanita

楽しみにお待ち下さい!!

また今、
素敵な、いや本当に素敵な写真集を制作中です。僕が言うのも何ですが・・・ホントに素晴らしい写真集ですよ~~~笑。それこそず~っと宝物のように大切にして頂ける様な、そんな素敵な本を作っています。ですから少々お時間はかかりますが・・・期待されて楽しみにお待ち下さい!!

そして額装写真ですが、
せっかくお買い上げ頂いたのに、まだ写真をどれにするか決められてない方がおられます。迷われているのでしょうが・・・出来れば今月中にご連絡下さい。来月中に、制作して発送したいと考えておりますので、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

話は変りますが、
今回ほどチーム力を感じた事は、最近無いとつくづく思いました。と言いますのは、リターンの制作だけでも大変で、当然ながらとても一人で出来る様な事ではありません。同志で発起人である谷田さん、山村さんお二人の努力と行動力、さらにはパシャデリック・スタッフ皆さんの強力なサポート。本当にチームワークが無いとここまで到達出来なかったと思います。もちろん、支援して頂いた大勢の皆様には深く感謝しております。と同時に、全くの無報酬で、それぞれが忙しい仕事の合間に、時間を割いてここまで活動して頂いた仲間達にも、感謝の気持ちでいっぱいです。
「みんなありがとう!」そう言わせてください。


そして最後になりましたが、
昨年の北海道胆振東部地震で被害を受けた町の一つ「安平町」。そこの安平町立早来小学校の生徒の皆さんが、『8000人の笑顔プロジェクト』を今行っています。


一言で書くなら、
8,000人の笑顔の写真を集めたい!!
そういうプロジェクトです。


『写真の力で北海道を応援したい!』
そう考えた僕達の思いとも一致します。

****************
Facebookをされていない方のために、
早来小学校6年生担任の冨樫忠浩先生の書かれた全文を、下記に掲載させて頂きます。

「8000人の笑顔プロジェクト」ご協力のお願い

安平町立早来小学校6年生担任の冨樫忠浩です。北海道胆振東部地震の後,学校が再開した頃,教室で泣き出す子供たちがいました。今も不安定な子がいます。「一緒に歩いていこう」......このクラスの学級目標です。担任がこんなことを言うのはどうかと思いますが,このクラスが支え合う姿を見ていると涙が出てきます。この子たちは不安定になった仲間のために出来ることを判断して動きます。もう私が何も言わなくてもです。支え合うのが当たり前になっているのです。2年間で学級はこんなに変わるんだと毎日驚かされます。大人も頑張らなければと思う毎日です。

胆振東部地震で予定していた総合的な学習の時間での取組ができなくなりました。「今,何を学ぶべきか。」「今,何をすべきか。」「今,何がしたいか。」を学級で話し合いました。子供たちの思いを共有し,3つに集約しました。「①支えてくださった方々に感謝の気持ちを届けたい。」「②これまで育ててくれた安平町の皆さんを元気にしたい。」「③私たちは元気だと伝えたい。」......そこで「笑顔をとどけよう集会」をしようということになりました。その会場係の子供たちが「体育館に8000人の笑顔の写真を貼りたい。」と言い出しました。なぜ8000人なのかと尋ねると「安平町民の数です。安平町のみんなが笑顔になれるのではないかと考えました。」大人である私たちは8000という数がとんでもない数だと分かっています。しかしこの言葉を聞いたら,決してそんなことは言えないと思いました。そしてこの「8000人の笑顔プロジェクト」が始まりました。10月の終わりでした。

役場に行くと館内放送をかけてくれました。お忙しいのにも関わらず皆さんが協力してくれました。及川町長のボードには「町民」と書かれていました。子ども園に行きました。職員の皆さんが子供たちの成長を喜んでくれました。町を歩きました。沢山の町民の皆さんが協力してくれました。涙を流した方もいました。子どもたちは休みの日にボードを作って町を歩きました。ボランティアさんが集まる場所に行き,写真のお願いをしました。炊き出し会場の場所でも声をかけました。子供たちの狭い人間関係の中で必死に声をかけました。親戚に手紙を書く子もいました。バレーの少年団の子,野球少年団の子,サッカー少年団の子はそれぞれの活動の中で写真を集めています。道内の小学校からも沢山の写真が届いています。同世代の仲間たちからのメッセージです。

今年度で閉校する岩見沢市立美流渡小学校・中学校の児童生徒全員の笑顔が届きました。6年生たちは「笑顔の写真返し」をしました。「新しい学校に行っても笑顔で過ごしてください。」というメッセージを持って。

青年海外協力隊でペルーにいる仲間から123枚の笑顔の写真が届きました。ペルーでブースを作ってくれたのです。彼女は安平町の教育委員会出身です。離れていても子供たちを支えてくれています。モンゴルからも写真を届けてくれています。

新聞社やテレビ局,ラジオ局の皆さんも協力してくださっています。ただ紙面や番組を作るのではなく,しっかりと子供たちを応援してくれるのです。アーティストの方々やスポーツ選手の方々もいろいろな難しさがあるのにも関わらず協力してくれました。

こういった方々につないでくださったのは子供たちを支えてくださっている地域のみなさん,ボランティアの皆さん,応援してくださっている皆さんです。

先日の「笑顔の写真撮影会」では,ここでは書けないぐらいの人数しか集まりませんでした。子供たちは言いました。「来てくれて有難かったね,先生。」......もうこれ以上は集められないよなんて誰も言わない。雪の中,2時間も町を歩いてきた子供たちが戻ってきて言いました。「先生,10人が協力してくれたよ!」...... どうですか。もう何度も町を歩いているので,最初の頃のようにはいきません。それでも諦めません。

ある子が言いました。「アイスゲット大会で撮影ブース作れないかな。○○さんに聞いてみよう。」......この何気ない子供の言葉がすごいのです。この○○さんは教育委員会の方です。子供たちが町の職員に町のイベントでこういうことをしたいって言える町なんです。そしてこの町の教育委員会がどれだけ子供たちのために頑張ってきてくれたのかが分かる言葉でもあります。この町はこれからの日本の復興のモデルになるといっても過言じゃないでしょう。卒業式まで私もベストを尽くします。

【お願い】
皆さん,笑顔プロジェクトへのご協力をお願いいたします。子供たちが,震災から挫けずに前を向けているのは,皆さんの支えを実感しているからです。私は担任として6年生に胸を張って目の前の仮設校舎に入学してほしいです。
この子たちの取組は安平町の復興の原動力になると信じています。3月上旬まで写真を集めています。ご協力をお願いいたします。


・個人でもグループでも構いません。
(学級、部活、職場、グループ)

・応援メッセージを添えて笑顔の写真を送ってほしいです。
(グループで1枚のメッセージで構いません)

・送られた写真はプロジェクトのみで使用します。またSNSやマスコミに公開することはありません。

・3月5日(火)まで集めます。


・送り先:8000smileproject@gmail.com

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ちなみに現時点で、約4,000人の笑顔写真が集まっているそうです。

皆様、このブログもしくは、Facebookの記事をシェアして頂き、ぜひご友人や知人の皆様にもお声かけください。
そして、被災地の小学生が考えたプロジェクトへのご参加・ご協力を、宜しくお願い申し上げます。

『写真の力で出来る事がある‼︎』

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました!

ケント白石

追伸:

上記ブログを書いたあと、たった今(21時22分頃)、北海道厚真町で、また震度6弱の地震がありました。安平町でも震度5の揺れが…。全く安心して暮らせない大変な状況が、昨年9月からずーっと続いております。今後も続けて皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。僕もさらに出来る事を考えたいと思います。



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Kent Shiraishi is a Photo Producer and SAMURAI Photographer.
When it comes to art and design, the hottest thing out of chilly Hokkaido is photographer Kent Shiraishi. Mac enthusiasts working on the latest Apple operating system probably already have one of his simple yet arresting photographs – “Blue Pond and First Snow” – as wallpaper on their laptop screens. The Blue Pond, which Shiraishi has captured in every season, is fed from a volcanic hot spring, so its hyper-natural turquoise color can be partially explained by the presence of minerals.




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