2024年、Victorから最先端の8K解像度プロジェクターが2種類発売されました!
評論家の方達と違う視点で、実際に使用している自分が感じた事を書きます。
具体的なスペックや特徴は、リンク貼りますので、メーカーサイトで特長や製品仕様等ご覧ください。
★DLA-V900R
★DLA-V800R
上記2種類のプロジェクターをじっくり拝見して思ったことは、2024年現在において、日本が世界に誇れる世界最高画質の8Kプロジェクターだと感じました♬
因みに上記2種類はV900Rが上位機種となり、V800Rと比較して、価格が約100万円違います。しかし僕が時間をかけて見比べましたら…ここから書く事は多くの評論家の皆さんが書かれていないのですが…実は投影するスクリーンのサイズに大きく影響されると感じました。
どういう事かと言いますと、一般家庭で通常見ているサイズ、つまり120インチ以下であれば、上記2機種の差は小さく、価格ほどの差は感じませんでした。
それこそ大きなスクリーン150インチ以上であれば、確かにその差を感じる様になりました。それはコントラストや輝度の差もあるのですが、一番大きな価格差を感じるのが「レンズ口径の大きさ」だからです。つまりV800Rは最大200インチのスクリーンまでしか対応していないんですが、V900Rは、明るい口径の大きなレンズを付けているので、300インチのスクリーンサイズまで対応しております。よってその差は大きなスクリーンになればなるほどハッキリ見えるのです。科学的に考えれば当然の事ですね♪
しかしそれも、ソフトを再生する機材(マシン)の差が、実はかなり大きく影響すると感じました。
具体的に書きますと、
上記2機種のプロジェクタ―は、いずれもが世界Topレベルのマシンです。
もちろん大スクリーン(150インチ以上)に投影するなら、上位機種がレンズの口径差もあり、さらにコントラスト比や輝度の点で素晴らしい事は言うまでも無いのですが…それ以下のスクリーンサイズなら、僕はV800Rをお勧めします。その代わり、V900Rとの差額で、ぜひ次の2点を購入されてください。
実はソフトを再生する機械(マシン)と、それを繫ぐ高性能なHDMIコード、そしてプロジェクターと、この3つが全部高性能で揃う事によって100%近い性能が発揮されるのです(別に最後に書くもう1点も重要です)。
プロジェクターの性能をいかんなく発揮するには、
◉1点目:再生するソフト(4K Ultra HD Blu-ray)が大切であり、重要なのはそのソフトを再生するマシンの性能が高くないとダメだという事です。これは考えたら当然の事でしょう。
しかもソフトの再生機器は、画質は勿論ですが、音質面でも大きく影響します。アンプやスピーカー等はその先の問題です。全ての始まりは、ソフト再生マシンの能力に依存するのです!
国産メーカーの再生機器で、上記8Kプロジェクターの能力を最大限に引き出せるマシン…今現在僕がお勧め出来るのは1点しかありません。
★Panasonic ブルーレイディスクレコーダー DMR-ZR1
残念ながら、国産メーカーの他社にはこのレベルのマシンが存在しません!
◉2点目:もう1点大切なのは...
上記 Panasonic ZR1とプロジェクターを繫ぐコードです。
通常販売されてる安価な8K用HDMI2.1規格のコードですと、長くなればなるほど、電気信号の減衰による信号劣化が発生します。ちなみに僕は15mの長さのコードを使っていますので、コードの品質が良くないとソースの信号を大きく劣化させてしまいます。国産品で僕が唯一お勧め出来るコードは下記。
日本で「8K対応の光ファイバーHDMI」を作っている唯一の会社。このコードは理論上は電気信号の減衰による信号劣化がなく、電磁ノイズの影響も受けない為、長距離でも安定した性能を発揮し、高品質なロスレス映像信号を送れるようです。
★AIM社 Ultra High Speed Laser cable
上記8Kプロジェクターをパーフェクな形で楽しむためには、ソースの信号をプロジェクターに送るまでの間で、ボトルネックを作ってはいけないです。ですから音声はソフト再生機からアンプに送り、スピーカーから音を出すわけですが…画像は再生機からアンプを通さずに、ダイレクトに、光ファイバーコードでプロジェクターに送る方が良いです。
僕は巷の評論家と違いまして、自分で実際に使っている製品について書いています。
短い時間視聴した程度では、ハッキリ言いまして上記2機種の違いや差はもちろん、その能力さえも良く分かりませんでした…。
そして最後に、次の「画像調整用ディスク」を自分で実際に使用して調整しないと…必ずしも良い状態で観賞出来ないです。
特に「視聴会」に行って見ましたら…プロジェクターの調整が下手で、女優の顔のしわやシミまで大きくクローズアップされて…単純に8K解像度で映せば良いと言う事ではありません。
「人の眼で綺麗に見える限界の解像度」があります。その辺は写真と全く同じです!何でも解像度を高くすれば良いという事では無いのです。
綺麗な女優もこれでは台無しです。観る気が起きません。
せめてこの辺りが…限界解像度でしょう。
解像度の高いカメラで撮影しても、美しい画像になるとは限らない!
同じ事です。
例えば、WOWOWで最近放映された下記の様な「フルハイビジョン」スペックの映画を、8K解像度にアップコンバートするのは厳しいです。
これはせいぜい4K解像度に、それもちゃんと下記で書くディスクを使って調整した方が良いと思います。
「調整用ディスク」は下記です。
左が80インチの8K-TV。右が8Kプロジェクターの投影。
写真では色がかなり違う様に見えますが…これは画面のホワイトバランスがそれぞれ違うからです。実際にはそれほど大きな差はありません。上の調整用ディスクを両方に使用しているからです。
また明度(輝度)に関しては、ご覧の通り今のプロジェクターはとても明るいです。
室内で周囲の人達の顔が見えるような明るさでも、細かい事を言わなければ、8K-TVとそんなに遜色無く楽しめます。
結論:かなり満足度の高い、ほぼ完成された画質です。
リアル8Kパネルが開発され販売される可能性が、将来的にかなり低いと思われる今、次を待ってるだけ時間の無駄だと感じます。
少なくとも、僕の眼では、もはや十分な画質だと感じております。あとは上で書いたように、如何に自分で調整するか? そこが重要です。
今年発売された、世界最高レベルの8K解像度プロジェクター。
実は写真を再生しても素晴らしいです♬
いずれまた、その辺の事はご紹介させて頂きます♪
今回は、素晴らしい「モノ作り日本」を代表する優れた8Kプロジェクターを紹介させて頂きました。
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Kent Shiraishi is a Photo Producer and SAMURAI Photographer.
When it comes to art and design, the hottest thing out of chilly Hokkaido is photographer Kent Shiraishi. Mac enthusiasts working on the Apple operating system probably already have one of his simple yet arresting photographs – “Blue Pond and First Snow” – as wallpaper on their laptop screens. The Blue Pond, which Shiraishi has captured in every season, is fed from a volcanic hot spring, so its hyper-natural turquoise color can be partially explained by the presence of minerals.
世界一美しい画面に、世界一美しい街の風景が出る。宜しければその模様を下記よりご覧下さい。(開始25分丁度からその瞬間が見れます♪)
The most beautiful screen in the world will show the most beautiful cityscape in the world. If you like, please watch the scene from below.
(You can see the moment from exactly 25 minutes into the show.)
Apple WWDC 2012 - MacBook Pro with Retina Display Introduction
(Blue Pond in Biei,Hokkaido)
Kent Shiraishi's "Blue Pond & First Snow" is chosen by Apple as one of its desktop backgrounds,now.
The Blue Pond in Hokkaido Changes Colors Depending on the Weather
Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
Kent Shiraishi Photography Workshop & Hotel
Kent.Shiraishi
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★Photo Site 500px
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