Panasonic技術陣の本気度を感じさせる、フルサイズミラーレスカメラ。
ここで書きますことはあくまでも僕の個人的な意見・感想です。ここは僕のブログですから好き勝手に書かせて頂きますが、特定の方を中傷非難するつもりは毛頭ありません。あくまでも疑問に感じたことを書かせて頂くだけです。しかしもしお気に障りましたら、どうか笑ってお許し下さい! 宜しくお願い申し上げます。
僕が初めてミラーレスカメラを手にしたのが、パナソニックのG1でした。もう10年以上前になりますか? それ以来なんだかんだ言っても、GH4までは使っていました。やはり使わなくなったのは、SONYがフルサイズミラーレスを出してそっちを常用するようになったからです。しかしけしてSONYのカメラに100%満足していたわけでも無く、特にかちゃっぺないボディの作り、いつまでたってもきちんと防滴防塵仕様にならず、単純に軽いだけの短小なボディには、道具として持つことの喜びが少々感じられず、何とかならないもんかな~そう思っていたのは確かです。
そこに登場したのがパナソニックS1シリーズ!
SONYのフルサイズミラーレス発売から遅れること約5年半。しかも大抵いつも1号機にはがっかりさせられるんですが…しかし世界で一番最初にミラーレス一眼を作った技術陣は、長年の知識と経験を持ち、やはり他社とはちょっと違いました。
僕が手にしたS1R。使い出して間もなく半年です。
正直に言いまして、このカメラには驚きました!!
風景や人物撮るなら、僕には現時点で殆ど文句の無いカメラです。
初めに書いておきますが、一番気に入らないのは、文句言いたい点は、SONYが自社発売のカメラで一切使わない、SONY製のメディアカードXQDを使っていること。なぜパナソニックがSONY製のメディアを??? しかも最近発売された動画に特化したカメラS1Hでは、なんとSDカードの2スロットになりました。それが当然であり、S1もS1Rも初めから絶対にそうすべきでした!!
2種類のメディアを、消費者にわざわざ使わせるのは馬鹿げた行為です!!
ここで文句を言う相手を指名します。
Panasonicの癌は、総じて経営陣にあると思います。
素晴らしい技術陣を抱えていながら、しかもプロ向けカメラである事を口外していながら…プロサポートの窓口が東京と大阪?以外に無い。札幌にはもちろん無い。おまけにカメラを売る気が最初から無いのか?プロモーションに力が全然入っていない。そもそも動画もこのてのカメラで世界初となる4K/60Pが撮れるのに、ルミックス銀座店2階のギャラリーには、その動画を映して見せる液晶TVさえ無い!!(僕が行った時点の話)。多分今も無いでしょうきっと…笑。
世界のカメラメーカーの中で、SONYとPanasonicだけが、唯一入り口から出口まで、つまり撮影するカメラから出力して見せる4K-TVまで作っているのです。言い換えるなら、SONYと健全に戦える会社はPanasonicしかないのです。
それなのに売る気もヤル気も感じない!
パナの経営陣は何故?何のためにフルサイズをお作りになられたのか??
金ある会社の道楽??? 不思議ですね~~~爆笑。
パナソニック本社社員の話ですと、
『パナの総売上に占めるカメラ部門の売り上げは1%以下…つまり売れても売れなくてもさしたる影響は無い』そうです。
だったら作るなよ!
僕ならそう言いたくなりますね~~~だって優秀な技術陣が可哀想です。本当に頑張って作ったカメラだと僕には感じますから…そのうち他所の国に引き抜かれそう!!
さて、実際に社員の方と色々お話し致しましたので、ついつい書かせて頂きましたが…なんせ8K-TVを作らないとかどうとか、そんな話をしてた社長さんの会社ですからね~~~
来年の東京オリンピックに向けて、世界でどんどん8K-TVが発表されているのに、世界のPanasonicがまだ発表できない??? それで良いのでしょうか?
「SONYブランド」という言葉は海外で聞きますが…Panasonicブランドは???
寂しいですよね~~~技術力は十分あるのに…残念です。
★8Kに対するPanasonic社長の発言
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経営陣の意識レベルはあまり高くないような気もしますが、技術陣のレベルは相当に高い!
1号機でこのレベルなら、次の2号機はどんだけ~~~そう思わせる様な素晴らしいカメラです。
色々素晴らしい点がここに書き切れないほどあるのですが…先ず僕が感心したのはシャッターの感触と音。ファインダーの素晴らしさ。そして…マニュアルで撮影する楽しさが倍増する素晴らしい快適装備。まさに痒いところに手が届くとは、この事と言わんばかりのフル装備です。
それから意外とまだ書かれていませんが…センサーダストが付きづらい。つまりゴミがとても少ない。半年間で現像時にゴミ取りしたのは一度だけ、それも一個。しかもその後の自動センサークリーニングでそれも無くなり、今のところ半年間使用してセンサークリーニングに出す必要がない!! まだまだそれ以外にも色々素晴らしい点があるんですが…
ただしかし…
ボディサイズがSONYと同じか、もっと小さいカメラが欲しい方は買ってはいけませんよ!間違いなくその大きさに後悔しますから…爆笑。しかし実は大きいといっても、NikonのD850より小さいんですけどね…
僕にとっては普段仕事で使うなら、逆にこの大きさが必要です。まさにジャストサイズです!!
しかも防滴防塵!作動気温は-10度まで保証!!
おそらくは-20度も平気でしょうきっと(この冬検証します)。
色々文章で書きたいことはあるんですが…
写真家はやはり写真で示すべき!
そう思いますので…
Panasonic Lumix DC S1R+LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.(標準レンズセット)で全て撮りました。
ご覧ください!
全て三脚無し撮影です。
手持ち撮影もしくは、撮影時にそこらにある木や柵を使ったりして撮りました…爆笑。
同じ状況の撮影をわざと繰り返し、絞りの設定を変えてレンズ性能試したり、長秒撮影してノイズ等確認したりしています。まあ結局は、等倍迄拡大しませんとよくわからないと思いますが…とりあえず参考までにどうぞ。
撮影データを確認すると優秀な結果であり、標準ズームレンズの性能も十分高いです。
そして…いよいよ11月1日夕方5時から、美しい美瑛町の「青い池」でライトアップが始まります!!
昼間の青い池
そして夜は…
The illuminated blue pond 青い池のライトアップ(この写真は三脚使用しました)
Night Blue 夜の青
この作品はカメラ手持ちで撮影。
シャッタースピード1/3秒ですから、このカメラの手振れ補正機能を使えば、よほど手が震える人でない限り、誰でも問題無く撮れます。
…でも生き方がブレてる人は無理かもね!!…爆笑
Panasonic Lumix DC S1Rと標準ズームのレンズセットですべて撮影しております。
このカメラも、そして先月発売されたS1Hも、世界で「Panasonicブランド」を名乗らせることができる、本当に素晴らしいカメラだと思います。
ぜひ気合を入れて、経営陣はプロモーションに力を入れて欲しいですね!!
少なくとも僕はそう感じました。
★Sightseeing Guide - The Illuminated blue pond.
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ここからは、Kentの宣伝広告なので、興味のない方は読まれなくても結構ですよ!…笑。
ケント講座の人気講義の一つ「動画講義」をちょっとだけご覧に入れます。
以前ある方に、数枚の素人写真を見せられまして…「これらの写真の中から3枚選んで、現像と解説をして下さい…。」そのようにお願いされました。講座の中で詳しく講義しているんですが…写真にとって最も大切な「訴求ポイントと絵心」の話にも繋がりますので、ぜひご覧ください。
『絵心で駄作を作品にする!』(約12分間)
2018年3月からは、8Kモニターを使い、「現像とプリント制作の講座」を開始。ソフト「Lightroom」を使った現像をしっかり学び、モニター画像とプリントの色合わせや基礎的な印刷方法、さらには額装の仕方も学ぶ。
また同年春には講座内でフォトコンテストを開催。優れた作品35点を選出して、札幌市内のギャラリーカフェにて展示しました。参加された皆さんの楽しい雰囲気を次の動画でお伝えします。
★科学的写真術講座 受講生作品展 オープニングパーティー
(撮影:Hideyuki Nakatani)
さらに講座では受講生が投稿した写真を動画で講評する事もしています。さらに世界に発信するための「意識」について、ブランディングを交えた講義もしています。また僕が提供するTiffやRAWデータを受講生の皆さんが現像する課題も行っています。そして…僕の写真術講座は受講生が全国にいるので、皆さんが各地で盛んにオフ会を開いています。受講生の皆さんが自ら積極的に活動するのもこの講座の大きな特徴の一つだと思います。
2017年4月は受講生の協力によって、東京のソニーストア銀座で公開講義、および六本木のDMM本社で写真講評会を開催しました。そして11月は九州の長崎から始まり、そのまま北上しながら、全国で受講生だけの写真講評会・懇親会を開催しました。
全国で写真講評&講義
時には自ら撮影モデルに成ることも…笑
また2018年7月に、北海道室蘭市で開催された「撮りフェス」では、『ケント白石賞』まで作ってSONYの最新カメラを賞品としてプレゼントさせて頂きました。
★室蘭「撮りフェス」は最後に『ケント賞』で盛り上がって無事終了しました!
さらに2019年7月の第4回目「撮りフェス」では、DELL 8KモニターとEIZOの最新高画質モニターを同時に展示したモニター講演を開催。
日本が世界に誇る、精度が高く経年劣化に強いEIZOモニターと、世界唯一のプロが使用出来るDELL 8Kモニターを、贅沢にも2台並べて展示講習会を開きました。
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撮りフェス初日『写真現像・印刷に関するモニター講座』
撮影:Nao Akimoto
そして嬉しい事に、今現在世界中のフォトコンテストで入賞者が相次ぎ、嬉しい報告がどんどん寄せられています。
入会金はもちろん無し、一ヶ月単位で入退会が自由。いつからでも入会出来、いつでも退会出来ます。さあ「科学的写真術」を学びたい方は次へどうぞ!すでに多数の皆さんが受講されています。
『ケント白石の科学的写真術講座』
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Kent Shiraishi is a Photo Producer and SAMURAI Photographer.
When it comes to art and design, the hottest thing out of chilly Hokkaido is photographer Kent Shiraishi. Mac enthusiasts working on the Apple operating system probably already have one of his simple yet arresting photographs – “Blue Pond and First Snow” – as wallpaper on their laptop screens. The Blue Pond, which Shiraishi has captured in every season, is fed from a volcanic hot spring, so its hyper-natural turquoise color can be partially explained by the presence of minerals.
Kent Shiraishi's "Blue Pond & First Snow" is chosen by Apple as one of its desktop backgrounds,now.
Apple - WWDC - Blue Pond in Biei,Hokkaido
The Blue Pond in Hokkaido Changes Colors Depending on the Weather
Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
Kent Shiraishi Photography Workshop & Hotel
「Kent Shiraishi Photography」