『カメラグランプリ2015』の最有力候補!僕はそう思います。
まずは写真をご覧下さい。
「白髭の滝 今朝」
北海道美瑛町
"The Waterfall Of White Beard"
Today morning.Biei in Hokkaido,Japan.
Camera:SONY α7R II (ILCE-7RM2)
Lens :Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
Aperture‐Priority : F8. SS 0.62s. ISO-200. WB=Manual.
The first photo is not crop.
The second photo is 100% crop.
Not Use a Tripod. Using ND 64 Filter.
撮影はニュートラル設定。Jpeg撮って出し4200万画素。
上の写真は撮影後のトリミング無し。
下の写真は上の写真から一部分を100%拡大。
ただしこのサイトにUpするために、圧縮をかけてサイズは半分以下にしています。
よって画質は落ちます。
撮影に関しましては、
滝の自然な流れを表現するために、6段分の露出を下げれるND 64 フィルターを使用。
SSは0.62秒で手持ち撮影。
橋の欄干を上手に使えば、SS 0.62秒の撮影は簡単です。
ご覧の通り全く手振れはありません。
ここでは5軸手振れ補正とショックの殆ど無いシャッターが、
とても有効です。
まさにSONY製品の中でフラッグシップに相応しい性能です。
ところで、ちょうど僕の撮影時に、
いつものように隣で立派な三脚を立てた中年がいました。
Canon 1Ds系のカメラで撮影中。
「SSはいくつですか?」
彼が僕にそう尋ねたので、「あなたはいくつですか?」
逆に訊いたら「1/30秒です!」そう言うお返事。
「僕も同じ位ですよ!」
あえて刺激しない様にそう答えました。
大人ですから…ハハハ。
また僕は適当にSSを選んでいる訳ではありません。
このカメラの機能にある「撮影結果プレビュー」を使い、
撮影前にファインダーで、SSと滝の水の流れの関係を予測して見ています。
つまり撮影前から撮影後の状況が予測出来て、
この場面における自分の表現ではSS 0.62秒がBEST!
そう分かっていました。
これはEVF(電子ファインダー)が見辛いと無理なんですが、
このカメラのEVFのレベルなら予測可能です。
とても素晴らしい機能です。
結局、僕は迷うことなくSSを決めました。
その結果、今回僕の撮影時間はとても短かったのです。
今回もこのカメラの高性能な部分に感心させられましたが、
ただ現時点で一つ、仕方が無いと分かっていながらいらつく事があります。
それは電源をONにしてから、撮影出来るようになるまでの時間の長さです。
10年以上前のデジカメを使っている様な感じです。
それこそ今、僕の眼の前にNikon D100という10年以上前に発売されたカメラがありますが、
このカメラより起動が遅いのです。
これですとストリートやスナップ写真で「チャンス」を逃す危険があるでしょう。
残念ながら、まだ現時点でこれは課題です。
なんとか次の機種では克服して頂きたいですね!
しかしカメラに万能はありません。どういう目的で使うかが大切です。
たしかにその様な弱点はありますが、
使うジャンルによって、また使い方によっても評価は変わります。
ハッキリ断言出来るのは、風景撮影においては今現在最強・最高の一台であると感じています。
少なくとも僕は毎日使いながら、毎日感心しています。
それほどここ最近のカメラの中ではダントツに優れているし使い易い!
また同時に大切なのはレンズです。
Eマウントの素晴らしいレンズが最近どんどん発売されています。
今回使ったレンズ、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAもとても優れたレンズです。
このカメラを使うなら必ず揃えたい一本です。
以前からしつこいほど書いていますが、
現代の撮影は、カメラとレンズを合わせた「システム」なんです。
最高の絵を撮りたいのなら、その「システム」が重要です。
例えばこのカメラにはMFアシスト(マニュアルフォーカス・アシスト)という、
優れた機能があります。
僕はこれを上手く使う事でほぼ完ぺきにしかも簡単にピントを合わせる事が出来ます。
しかしこの機能はEマウントレンズでしか使えません。
色々なレンズが使えるカメラですが、やはり「システム」が重要だと改めて感じました。
よって僕は必要なEマウントレンズを全て揃える事に決めました。
それらを使ってどんどん撮影していきます。
ではでは今回はこの辺で、
それではまた次回をお楽しみに…。
(#^.^#)
ケント白石
北海道を世界に売り込む侍写真家
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Professional & SAMURAI Photographer Kent Shiraishi
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