福岡タワーとの対話

タワーと出会い早30年。動画制作にも意欲を持つ令和版高齢者!

ブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」を管弦楽とピアノで聴き比べる

2017年04月08日 13時09分30秒 | 音楽、聴き比べ
2017年4月8日土曜日、天候曇り時々晴れ。午後1時現在時外気温21℃湿度91%、北の風2m/s。
いつも嬉しい週末、土曜日は気分がハイになりますね!

ブラームスの管弦楽曲を聴いてます。
その中の変奏曲。
ハイドンの主題による変奏曲:作品56。
aとbがありますね。
wikiとかで調べると、管弦楽版と2台のピアノ演奏版とやらで。

はじめに56aの管弦楽版で。

Brahms: Variations On A Theme By Haydn, Op. 56A, "St. Anthony Variations"
Claudio Abbado: Berlin Philharmonic Orchestra
ブラームス作曲:ハイドンの主題による変奏曲作品56a
指揮:クラウディ・アバド
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1990年11月、フィルハーモニー、ベルリン

同じ曲をピアノ版の作品56bで。

ブラームス作曲: ハイドンの主題による変奏曲作品56b
ピアノ:マレイ・ペライア、ゲオルグ・ショルティ
録音:1987年

う~ん、違いますね。
もちろん管弦楽演奏とピアノとの違いもありますが、
聴くときの状況によるものなのか、
昨夜遅い時間に、ピアノ版を聴きました。
あ~、良い曲だな、と。
仕事から開放された週末ということや、夕食後の少しアルコールが入っていたり、と言うこともあり。
聴く側に受け入れる余地が大きかったりと言うのもあるでしょうが。

今は管弦楽版を聴いてます。
途中で(第5変奏あたりというのでしょうか)曲の雰囲気が一変します、ここ良いですね。
何度も聴きたくなります。

ということは、この作品が素晴らしいということなのか。

なんでいきなり、ハイドンの主題による変奏曲だったのか。
昨夜、ライブラリからピアノ作品を検索してて、キーワードにブラームスを加えたりしながら。
そうしていると、ペライアとショルティの二人が演奏した作品がヒットした次第で。

今日の博多は、朝から雨が降ったり止んだりで、今は青空。

いい作品を聴きながら今日は一日、休息です。


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モーツアルトの「ホルン協奏曲第1番ニ長調K.412」第1楽章を聴き比べる(その2)

2017年04月01日 11時25分27秒 | 音楽、聴き比べ
2017年4月1日土曜日、天候ところにより曇り。午前10時50分現在時外気温14℃湿度65%、北北東の風2m/s。
4月です、今日から新年度ですね(実際には来週月曜日からでしょうけど)。
学校・幼稚園も新一年生の入学式・入園式などなど、新しい年代のスタート。
ほとんどの企業も同じで、人の入れ替わりや組織の更新なども。

変化することへの逡巡より、期待を抱くことに注力したいな。

さて先日から繰り返し聴いていますが、この曲
モーツアルト作曲:ホルン協奏曲第1番ニ長調K. 412から
Allegro、ニ長調、Rondo、Allegroニ長調 のところです。

以前のTV番組で流れてましたので、聴き覚えはありますね。

最初はこの人の作品で

Mozart: Horn Concerto No.1 in D, K.412: I. Allegro
Mozart: Horn Concerto No.1 in D, K.412: II. Rondo: Allegro
Alan Civil; Otto Klemperer: Philharmonia Orchestra
ホルン:アラン・シヴィル
指揮:オットー・クレンペラー
管弦楽:フィルハーモニア管弦楽団

 録音時期:1960年5月
 録音場所:ロンドン、アビー・ロード・スタジオ

クレンペラーは、フィルハーモニア管弦楽団首席ホルン奏者のアラン・シヴィルを起用。
さすがに呼吸のあった芳醇な演奏を聴かせてくれます。

次にこの人で

Gerd Seifert, Herbert Von Karajan; Berliner Philharmoniker
ホルン:ゲルト・ザイフェルト
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 録音時期:1968年8月
 録音場所:スイス、サンモリッツ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

ここでカラヤンは、ベルリン・フィル首席ホルン奏者のゲルト・ザイフェルトを起用してますね。

いずれも管弦楽団の首席奏者の演奏ですから、不出来なわけがありません。
聴いてて気持ちがいいです。
これって、最も大事なことですよね。
 


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モーツアルトの「ホルン協奏曲第1番ニ長調K.412」第1楽章を聴き比べる

2017年03月31日 06時53分35秒 | 音楽、聴き比べ
2017年3月31日金曜日、天候雨。午前6時20分現在時外気温11℃湿度94%、北北東の風4m/s。
3月最終日、年度末最終日、週末の金曜日は、雨の夜が明けた。
来週からは新年度ということで、今日の夕方に終礼が有るらしい。
人の動き、組織の変更やらなんやら。

やるべきことをやった充実感は有る。

さて最近良く聴くこの作品。
モーツアルトのホルン協奏曲。
これをチョイと、聴き比べたい。


Mozart: Horn Concerto #1 In D, K 412 - 1. Allegro
Barry Tuckwell; Peter Maag: London Symphony Orchestra
モーツアルト作曲:ホルン協奏曲第1番ニ長調 K.412
ホルン:バリー・タックウェル
指揮:ペーター・マーク
管弦楽:ロンドン交響楽団

 録音時期:1961年4月
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール
 録音方式:ステレオ(セッション)



Seiji Ozawa/Radek Baborák/Mito Chamber Orchestra
ホルン:ラデク・バボラーク
指揮:小澤征爾
管弦楽:水戸室内管弦楽団

水戸室内管弦楽団定期演奏会ライブ
録音:2005年7月21日−23日(第1番)/2005年7月21日、23日(第2番)
2009年11月25日−27日(第3番)/2005年7月22日(第4番)

朝の寝起きに聴く作品として、とても気持ちがいいですね。


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二人の指揮者でドヴォルザークの「交響曲第8番」を聴き比べる

2017年03月19日 21時38分29秒 | 音楽、聴き比べ
2017年3月19日日曜日、天候快晴。午後9時現在時外気温12℃湿度76%、南南西の風1m/s。
三連休中日の日曜日、一日良い天気で。
家の中を片付けたり、段ボールを整理したりで、ほどほどに時間が過ぎて。

休日の朝でも目が覚める時間は変わらず、一日体を動かしていたせいか、かなり眠い。

今日の聴き比べは、この二人で。

Dvořák: Symphony #8 In G Major, Op.88
ドヴォルザーク作曲:交響曲第8番ト長調作品88


London Philharmonic Orchestra/Constantin Silvestri
指揮:コンスタンティン・シルヴェストリ
管弦楽:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1957年、キングスウェイ・ホール、ロンドン
この企画ボックスから。



Witold Rowicki: London Symphony Orchestra
指揮:ヴィトルド・ロヴィツキ
管弦楽:ロンドン交響楽団
録音:1969年、ウェンブリー・タウン・ホール、ロンドン
この全集から。

いずれも古い録音ですが、素晴らしい演奏です。
けっして古さを感じさせません、このような演奏を名演奏というのでしょう。


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クーベリックの指揮でシューマンの「マンフレッド序曲」を聴き比べる

2017年03月12日 12時08分00秒 | 音楽、聴き比べ
2017年3月12日日曜日、天候快晴。午後0時現在時外気温17℃湿度56%、北の風4m/s。
日曜日の、まったりした気分の中、窓の外には快晴の空。
今日は図書館へ行かないとな~、なんて考えていたりしてます。

さて、クーベリックなわけですが、
クーベリックが遺したシューマンの交響曲全集は、ベルリン・フィル盤とバイエルン放送交響楽団盤の2種類がある。
いずれも当方所有のアルバムだが、両方のアルバムに「マンフレッド序曲」も録音されている。

その両方を聴き比べた訳ですが、オケの違い(それと、録音会場も)がわかるような気がした。
演奏時間はいずれもほぼ同タイム(12'06と12'05)に近く、指揮者の性格?が出ているように思う。
録音会場とその時期について、
ベルリン・フィル盤

 劇音楽『マンフレッド』 op.115~序曲
 録音時期:1964年2月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
※今入手可能なアルバムはこれでしょうか。

一方、バイエルン放響盤では

 『マンフレッド』序曲Op.115
 録音時期:1978-79
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:ステレオ(セッション)


録音時期に約14年の月日が流れているが、基本は変えていないようです。
というよりも、指揮者の基本が変わっていないのでしょう。
これは凄いことだと思いますよ。
経験を重ね、加齢とともに、よくありがちな指揮者の解釈。
クーベリックの、少なくともマンフレッド序曲に対しての解釈は、変わらなかったのでしょうね。

ところで聴き比べの感想ですが、
ベルリン・フィル盤に感じる、金属質感のあるサウンドとでも申しましょうか。
冒頭部分で感じたんですが、バイエルン放響盤にこの金属質感はありません。

1975年の来日ライブでも同様に感じた、バイエルン放送交響楽団の芳醇で重厚な弦楽器群のサウンドです。
しかもぶ厚めの。

指揮者クーベリックとバイエルン放響は、まさにインカネーション(血肉化)していたと断言できようか。
あくまでも当方の私感であるが、そう捉えるほうが極めて自然だし。

読者の皆さんはいかがでしょうか。


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