福岡タワーとの対話

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TEAC A-H01 & YAMAHA NS-BP400 ユーザー・レビューIII(室内楽曲編II)

2014年01月04日 22時16分13秒 | 日記・コラム・つぶやき

TEAC A-H01
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& YAMAHA NS-BP400
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のユーザーレビュー3回目、今回も引き続き室内楽曲編である。
音源・環境は、CD→iMac(iTunes、ALACでリッピング)→A-H01→NS-BP400
iTunes以外に特定のアプリケーションは未使用。

全て、アントニオ・ヴィヴァルディの作品

1枚目:Concertos For Strings
アンナー・ビルスマ(Vc)、ジーン・ラモン(Vn&リーダー)、ターフェルムジーク・バロック管弦楽団
5
なんだろう、この透明感は? しかも初めて聴くアンナー・ビルスマのチェロがまた良い。このCDは『ヴィヴァルディ:協奏曲集&チェロ・ソナタ集(4CD)ターフェルムジーク・バロック管弦楽団、ビルスマ』という4枚組のCDセットであるが、カナダのピリオド楽器オーケストラ『ターフェルムジーク』と、バロック・チェロの巨匠アンナー・ビルスマによる、ヴィヴァルディの協奏曲とチェロ・ソナタ集、とのコピーに惹かれて先ごろ購入したもの。ジャケットが(恐らく発売当初の)オリジナル・デザインというのも気に入ったが、ビルスマのチェロに圧倒された。いろんなチェリストのCDを聴いてきたが、その中でも屈指のチェロ奏者と位置付けられる。

2枚目:11 Concertos
アンナー・ビルスマ(Vc)、ジーン・ラモン(Vn&リーダー)、ターフェルムジーク・バロック管弦楽団
7 上記コメント同様に立派な演奏で、弦音の響きに嫌味がない。NS-BP400の原音再現力には、誠に安心した気持ちになれる。これはとても大事なことだと思う。

3枚目:Cello sonatas
アンナー・ビルスマ(Vc)、アンドレーア・マルコン(Cemb&Org)、アレッサンドロ・ズブロジョ(ヴィオローネ)、フランチェスコ・ガッリジョーニ (通奏低音Vc)、イヴァーノ・ザネンギ(Lute)
9 録音した会場の空気感までが蘇るような演奏、それをNS-BP400が嫌味なく再現する。このNS-PB400は誠に優秀なスピーカーと判断できる。また、音源とスピーカーとの間で音情報をドライブするA-H01が秀逸なアンプだという証拠にもなろうか。全く無色透明にまた忠実に原音をドライブし、NS-PB400を駆動する。私として、オーディオは斯くあるべきだと思う。

4枚目:The Four Seasons
アンナー・ビルスマ(Vc)、ジーン・ラモン(Vn&リーダー)、ターフェルムジーク・バロック管弦楽団
3_3 ピリオド楽器オーケストラ・ターフェルムジーク演奏の『四季』である。なんとも懐かしい音空間ではないか。A-H01&NS-BP400の組み合わせは今のところ、室内楽に於いて何ら遜色なく鳴ってくれる。聴き疲れしないし、エンドレスで音楽を流しても違和感なく「仕事」してくれる。いつか、ビルスマのバッハ「無伴奏チェロ組曲」を聴いてみたいものだ。
さて今しばらく、音楽の時空間に浸ってみよう。


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