2016年1月11日月曜日祝日(成人の日)、天候曇り時々晴れ。午後7時50分現在時外気温9℃湿度50%、北北東の風2m/s。
今日は成人の日、40数年も前に済ませたイベントを思い出す。その日、ダッフル・コートを着て出掛けた式の会場は福岡市民会館だった。入場の際、会場入り口で番号札を渡された。式場で抽選会をやるそうだ。
式次第の中で抽選会があった。読み上げられた番号と自分の番号札が一緒だった。他に幾人かと一緒に壇上に上がった。そこで渡された記念品、中にはネクタイが入っていた・・・
遠く過ぎ去った青春の一コマ、ネクタイの柄や色はすっかり忘れてしまったが、あの時のイベントだけは薄ぼんやりと覚えている。
成人式、大人への門をくぐった。
成人式会場とその周辺、あの頃と随分変わったようだが、中味は同じ二十歳の青年たち。君たちも40数年後、TV(と言うメディアが残っていれば)のニュースを見ながら私同様に“あの頃”を振り返るのだろうか。
ちと感傷的になっちまいました。
40数年後、成人の日の夜、私はこれを聴いた。
ショパン作曲:12の練習曲集作品10第3番“別れの曲”
《第3番『別れの曲』 ホ長調:旋律とポリフォニーの練習。中間部は様々な度数の重音跳躍。『別れの曲』という標題はショパンを題材にしたフランス映画の邦題に由来し、このように称されるのは日本のみである。海外での愛称は「Tristesse」であり、「悲しみ(哀しみ)」や「憂鬱」を意味する》(Wiki)
Chopin: Etudes
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Chopin: Etude #3 In E, Op. 10/3, CT 16, "Tristesse"
Maurizio Pollini
ピアノ:マウリツィオ・ポリーニ
録音:1972年1月、5月、ミュンヘン
Chopin: Etudes, Preludes; Liszt: Sonata In B Minor, Transcendental Etudes [Disc 1]
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Chopin: Etude #3 In E, Op. 10/3, CT 16, "Tristesse"
Sviatoslav Richter
ピアノ:スヴァトスラフ・リヒテル
録音時期:1988年2月、ザールブリュッケン 録音方式:ステレオ(ライヴ)
特段に“哀しみ”“憂鬱”がある訳ではない。がしかし、二十歳という一つの区切りはある意味、何か(親の庇護の下から)に別れを告げ、何処へ(大人という責任世界へ・・・)旅立つ日でも有るのではないか。そんなプチ感傷から、この曲を聴いたのでしょう。旅立って40数年、庇護の屋根となり庇となってくれた父は30数年前に60で逝き、母は95歳を迎えた。父母に替わり、私が屋根となり庇となったその下で育った子等もみんな大人になった。いやはや早いもんです。
早いといえばこの三連休、もう今夜が最終日、明日から仕事再開。出勤先があって生活費(の一部)を稼げる場があるだけでも良いのかな。成人の日を迎えた再雇用三年目のオヤジの独り言でした。
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今日は成人の日、40数年も前に済ませたイベントを思い出す。その日、ダッフル・コートを着て出掛けた式の会場は福岡市民会館だった。入場の際、会場入り口で番号札を渡された。式場で抽選会をやるそうだ。
式次第の中で抽選会があった。読み上げられた番号と自分の番号札が一緒だった。他に幾人かと一緒に壇上に上がった。そこで渡された記念品、中にはネクタイが入っていた・・・
遠く過ぎ去った青春の一コマ、ネクタイの柄や色はすっかり忘れてしまったが、あの時のイベントだけは薄ぼんやりと覚えている。
成人式、大人への門をくぐった。
成人式会場とその周辺、あの頃と随分変わったようだが、中味は同じ二十歳の青年たち。君たちも40数年後、TV(と言うメディアが残っていれば)のニュースを見ながら私同様に“あの頃”を振り返るのだろうか。
ちと感傷的になっちまいました。
40数年後、成人の日の夜、私はこれを聴いた。
ショパン作曲:12の練習曲集作品10第3番“別れの曲”
《第3番『別れの曲』 ホ長調:旋律とポリフォニーの練習。中間部は様々な度数の重音跳躍。『別れの曲』という標題はショパンを題材にしたフランス映画の邦題に由来し、このように称されるのは日本のみである。海外での愛称は「Tristesse」であり、「悲しみ(哀しみ)」や「憂鬱」を意味する》(Wiki)
Chopin: Etudes
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Chopin: Etude #3 In E, Op. 10/3, CT 16, "Tristesse"
Maurizio Pollini
ピアノ:マウリツィオ・ポリーニ
録音:1972年1月、5月、ミュンヘン
Chopin: Etudes, Preludes; Liszt: Sonata In B Minor, Transcendental Etudes [Disc 1]
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Chopin: Etude #3 In E, Op. 10/3, CT 16, "Tristesse"
Sviatoslav Richter
ピアノ:スヴァトスラフ・リヒテル
録音時期:1988年2月、ザールブリュッケン 録音方式:ステレオ(ライヴ)
特段に“哀しみ”“憂鬱”がある訳ではない。がしかし、二十歳という一つの区切りはある意味、何か(親の庇護の下から)に別れを告げ、何処へ(大人という責任世界へ・・・)旅立つ日でも有るのではないか。そんなプチ感傷から、この曲を聴いたのでしょう。旅立って40数年、庇護の屋根となり庇となってくれた父は30数年前に60で逝き、母は95歳を迎えた。父母に替わり、私が屋根となり庇となったその下で育った子等もみんな大人になった。いやはや早いもんです。
早いといえばこの三連休、もう今夜が最終日、明日から仕事再開。出勤先があって生活費(の一部)を稼げる場があるだけでも良いのかな。成人の日を迎えた再雇用三年目のオヤジの独り言でした。
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