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Viktoria MullovaのヴァイオリンでBrahms“Violin Concertos”を聴く

2014年09月15日 11時24分03秒 | 音楽、聴きかじり
今、この作品を聴く。

楽器と一体化した奏者が1本の弓となり、体全体で奏でるヴァイオリン協奏曲の名演。

Viktoria Mullova; Claudio Abbado: Berlin Philharmonic Orchestra, Johannes Brahms: Violin Concertos

クラシック音楽の中で、作曲家別に所謂、定番があると思う。
ブラームスのヴァイオリン協奏曲も定番の一つと言えるのではないか。
何だか久しぶりに聴く、定番作品。
やはり落ち着く。少し前まで良く聴いた作品だ。
今日のヴァイオリニストは、ヴィクトリア・ムローヴァ。
クラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルの演奏、1995年東京サントリー・ホールでのライブ録音である。

ヴィクトリア・ムローヴァ(Viktoria Mullova, 1959年11月27日 モスクワ - )はロシア出身のヴァイオリニスト。
多くのヴァイオリン協奏曲やバッハ作品の他、ポピュラー音楽やジャズにも取り組み、デューク・エリントンやマイルス・デイヴィス、ビートルズなどの録音がある。

経歴
モスクワ中央音楽学校に学び、モスクワ音楽院でレオニード・コーガンに師事。
1980年にヘルシンキでのシベリウス国際ヴァイオリン・コンクールで、1982年にチャイコフスキー・コンクールで優勝。
1983年にフィンランドでの演奏旅行中に、伴奏者のヴァフタング・ゾルダーニャと共に亡命を図り、
ソ連の所有するストラディヴァリウスをホテルに残して、タクシーに飛び乗り国境を越えた。
スウェーデンで政治的保護を求めるが、アメリカ大使館の開く週空けまでホテルに滞在しているようにというのがスウェーデン警察の指示であった。
2日間ふたりは偽名でホテルの室内に篭り、受付に出て行くことさえしなかった。
2日後にふたりは、アメリカ合衆国のビザを懐にしのばせ、ワシントンD.C.の街を歩いていた。

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やモントリオール交響楽団、
サンフランシスコ交響楽団、バイエルン放送交響楽団など、
世界の主要なオーケストラと共演している。
エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団やオルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークといった古楽器オーケストラとも共演しており、
前者では指揮者も兼ねた。
1990年代半ばからムローヴァ・アンサンブルを結成して、イタリアやドイツ、オランダで演奏活動を行い、バッハのヴァイオリン協奏曲を録音した。

小澤征爾の指揮するボストン交響楽団と共演した最初の録音(チャイコフスキーとシベリウスの協奏曲)は、モントルーのディスク大賞を受賞。
1995年には、アバド指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とのブラームスの協奏曲の録音(サントリーホールでのライヴ録音)により、
エコー・クラシック賞とドイツ・レコード批評家賞ならびにレコード・アカデミー大賞(音楽之友社)を、
アンドレ・プレヴィンとハインリヒ・シフとの共演によるブラームスの《ピアノ三重奏曲 第1番》の録音によりディアパソン・ドール賞を、
バッハの《無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ》の録音によりグラミー賞を受賞。

現在はロンドンのホランド・パークにおいて、夫であるチェリストのマシュー・ベイリーと3人の娘たち(ミーシャ、カーチャ、ナディア)と同居している。
なお、ミーシャの父親は4年間不倫関係にあった指揮者のクラウディオ・アバド、カーチャ(カティア)の父親はアラン・ブラインド、ナディアの父親はベイリーである(以上、Wikiより引用)

結構多難な人生のようだが、奏でるヴァイオリンは至福をもたらす。
アーティストの仕事をしっかりしているようだ。

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