福岡タワーとの対話

タワーと出会い早30年。動画制作にも意欲を持つ令和版高齢者!

退勤時に秋を撮る(福岡城址南二の丸多聞櫓:国指定有形文化財)

2020年10月03日 14時17分24秒 | 福岡城址
2020年10月3日土曜日、天候曇り時々晴れ。午後0路40分現在時外気温26.8℃湿度60%、南の風1m/s。
疲れていたのだろうか、先程まで爆睡していた。
カーテンを開けると空は曇天、昨日と変わらぬ気温だ。

昨日は相方の運転で北九州へ。
多少乱暴ではあるが運転に長けた職員で、助手席の私は時折り前足を突っ張るときもあるがほぼほぼお任せだ。
先週も訪れた北九州だが、都市高速を利用する場合、望む方向への路線がとても判り辛い。
福岡のそれより大規模で多方面へ伸びる路線は、上手くこなせば便利だろうが、
分岐点の数が多く、高速であるため瞬時に判断しなければならない。
地元の人は良く使いこなしているもんだと、妙に感心した。

予定の業務はそれぞれ短時間で終わり、空いた時間を利用して門司港まで足を伸ばした。
改装を終えたJR門司港駅、立派になった。
駅前の広場に1台の人力車。多少戻ってきた感のある観光客。
駅周辺のレトロ地区も道路整備が進み、以前とは変わったエリアとなった。

さて本題、退勤時の秋撮影。
昨日に続き、夕暮時の福岡城址へと向かった。
目的地はここ南二の丸多聞櫓、初めての訪問だ。
福岡市地下鉄赤坂駅からほぼほぼ1.3km、徒歩16分。

ご覧の通り城址のほぼ南に位置し、福岡市美術館が近接する。
やっぱ、大濠池はでかいな・・・・福岡城址と大差無いばい・・・


櫓への進入路




陽は西に傾き雲に遮られ、太陽は見えなかった。


三十間の平櫓、奥にもう一棟の角櫓が見える。




ぐるりと廻って舞鶴公園花菖蒲園側から見上げる








明治維新前後の福岡藩、内紛・不祥事続きで廃藩置県前、明治政府に取り潰されるという不名誉なことに・・・
その結果、多くの櫓・御殿で当時のまま残るのが南二の丸多聞櫓のみである。
石垣に沿う三十間の平櫓、南北端に2層の角櫓。
高く切り立つ石垣に腰板張りの壁が覆い、鉄砲狭間・石落としが。
17時閉園後の訪問で今回は外観のみ拝見したが、粗削りの室内内装から戦闘用の櫓であったとされる。
これは藩の経済状況並びに合理主義の表れであろう。

次回、日中の開園時間中に再訪したい。


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