2015年6月13日土曜日、終日曇り空で一時強風の空模様でした。午後9時半現在時外気温21℃湿度90%、東南東の風5m/s。
土曜日の夜、ワーグナーの作品集を聴いとります。
以前この記事で触れました、この作品集を聴く機会を得ましたので早速聴くことにします。
Wagner: Overtures & Preludes
James Levine: Metropolitan Opera Orchestra
ワーグナー作曲:序曲・前奏曲
1.Wagner: Rienzi - Overture
2.Wagner: Tannhauser - Overture & Baccanale
3.Wagner: The Mastersingers Of Nuremberg - Prelude
4.Wagner: Lohengrin - Act 3: Prelude
5.Wagner: The Flying Dutchman - Overture
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
管弦楽:メトロポリタン歌劇場管弦楽団
録音:1991年5月,6月 Manhattan Center, New York City,etc
管弦楽団のメトロポリタンを調べながらWikiをサーフィンしました。メトロポリタン・オペラとかリンカーン・センターとかエイヴリー・フィッシャー・ホールとか。この中洲のようなエリアに集中してるんですね。東海岸は行ったこと無いので想像するしか無いですけど、このエリアって、どれくらいの広さなんだろうか?ニューヨークを経験なされた方いらっしゃれば教えて欲しいですね。
さて作品集の視聴を続けます。
1曲目のRienzi - Overtureです。全体を通して流れる通奏低音のように感じる透明感。オペラ上演の演奏を担う部門だからでしょうか、聴かせ処でピシっと演奏しますね~指揮者と管弦楽の思惑が見事に一致してます。13分少々の演奏時間の中でストーリーを完結、そんな印象の演奏です。
2曲目Tannhauser - Overture & Baccanale 過去何度も聴いた曲なんですが、とても新鮮味があります。指揮者、管弦楽共にワーグナーの作品を良く知ってるんですね。流石の歌劇場管弦楽団です。
3曲目のタンホイザー、4曲目のローエングリーンも翔ぶが如くに奏でます。そして5曲目、The Flying Dutchman - Overtureです。実はこの曲に最も興味がありまして、どうもその背景にはこれがあるようでしてね。
Wagner: Der Fliegende Holländer [Disc 1-2]
Gwyneth Jones, Karl Ridderbusch, Etc.; Karl Böhm: Bayreuth Festival Orchestra & Chorus
ワーグナー作曲:歌劇“さまよえるオランダ人”全曲
指揮:カール・ベーム
管弦楽:バイエルン放送交響楽団
1894年8月生まれのカール・ベーム67歳時の1971年に録音したこの作品
片や1943年6月生まれのジェイムズ・レヴァイン48歳時の1991年録音のこの作品。
社会人で言えば定年後、孫を抱いた初老の男と、アブラの乗ったバリバリの壮年との対局でしょうか。演奏の背景と状況は異なるものの、意外と緊密感があります。それはワーグナーを知り尽くした男に合い通じるものなのでしょうか?叶わないとは知るものの、この二人の出会いが有ったならば(有ったのかもしれませんがね)面白かっただろうなあと、ちと感傷を感じるのです。
長大な作品ばかりな印象のワーグナー、当方のようなワーグナー・ビギナリアン(造語?)には、これで十分かと頷く土曜日の夜でした。
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以前この記事で触れました、この作品集を聴く機会を得ましたので早速聴くことにします。
Wagner: Overtures & Preludes
James Levine: Metropolitan Opera Orchestra
ワーグナー作曲:序曲・前奏曲
1.Wagner: Rienzi - Overture
2.Wagner: Tannhauser - Overture & Baccanale
3.Wagner: The Mastersingers Of Nuremberg - Prelude
4.Wagner: Lohengrin - Act 3: Prelude
5.Wagner: The Flying Dutchman - Overture
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
管弦楽:メトロポリタン歌劇場管弦楽団
録音:1991年5月,6月 Manhattan Center, New York City,etc
管弦楽団のメトロポリタンを調べながらWikiをサーフィンしました。メトロポリタン・オペラとかリンカーン・センターとかエイヴリー・フィッシャー・ホールとか。この中洲のようなエリアに集中してるんですね。東海岸は行ったこと無いので想像するしか無いですけど、このエリアって、どれくらいの広さなんだろうか?ニューヨークを経験なされた方いらっしゃれば教えて欲しいですね。
さて作品集の視聴を続けます。
1曲目のRienzi - Overtureです。全体を通して流れる通奏低音のように感じる透明感。オペラ上演の演奏を担う部門だからでしょうか、聴かせ処でピシっと演奏しますね~指揮者と管弦楽の思惑が見事に一致してます。13分少々の演奏時間の中でストーリーを完結、そんな印象の演奏です。
2曲目Tannhauser - Overture & Baccanale 過去何度も聴いた曲なんですが、とても新鮮味があります。指揮者、管弦楽共にワーグナーの作品を良く知ってるんですね。流石の歌劇場管弦楽団です。
3曲目のタンホイザー、4曲目のローエングリーンも翔ぶが如くに奏でます。そして5曲目、The Flying Dutchman - Overtureです。実はこの曲に最も興味がありまして、どうもその背景にはこれがあるようでしてね。
Wagner: Der Fliegende Holländer [Disc 1-2]
Gwyneth Jones, Karl Ridderbusch, Etc.; Karl Böhm: Bayreuth Festival Orchestra & Chorus
ワーグナー作曲:歌劇“さまよえるオランダ人”全曲
指揮:カール・ベーム
管弦楽:バイエルン放送交響楽団
1894年8月生まれのカール・ベーム67歳時の1971年に録音したこの作品
片や1943年6月生まれのジェイムズ・レヴァイン48歳時の1991年録音のこの作品。
社会人で言えば定年後、孫を抱いた初老の男と、アブラの乗ったバリバリの壮年との対局でしょうか。演奏の背景と状況は異なるものの、意外と緊密感があります。それはワーグナーを知り尽くした男に合い通じるものなのでしょうか?叶わないとは知るものの、この二人の出会いが有ったならば(有ったのかもしれませんがね)面白かっただろうなあと、ちと感傷を感じるのです。
長大な作品ばかりな印象のワーグナー、当方のようなワーグナー・ビギナリアン(造語?)には、これで十分かと頷く土曜日の夜でした。
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