![]() | 医者が心の病に無力なワケ―ビョーキを治す方法、教えます船瀬 俊介三五館このアイテムの詳細を見る |
うつは心の風邪だなどといって、今しきりに「心の病」が増えていると言われる。
なぜならアレルギー患者が増えているから。
それは食の乱れ、減塩の推奨、スナック菓子やジュースなどの清涼飲料摂取の日常化、牛乳の摂取、化学調味料や各種添加物の日常的な摂取、生活用品における化学物質の乱用、携帯電話・家電製品など電磁波の被爆量の増加、コンクリート密閉住宅、家族関係の希薄さ、実力・能力主義など、原因はありとあらゆるところにある。
それに病院へ行って不定愁訴を告げれば、いまは自動的に精神科へまわるようになっている。そこで診断名をもらい、薬までもらってくる。そして一向に治らないばかりか、悪化する。しかしその状況を医師も自分も、だれも止められない。
これは4人の共著であり、それぞれがそれぞれの立場で、薬漬けにして治さない医療に対して反論し、持論を述べている。
このままではいけないという危機感があるのだろう。
ここでの主題は、以下の4つ。
食品・化学物質・電磁波・建築ストレス(コンクリートなど)
多くの情報が氾濫する今、医者に何でもおまかせするのではなく、読者自身が情報を自分で取捨選択し、参考になる部分は「こんなこともあるんだ」と自分に生かしていけるようになればいいと思う。