 | 奈良のお宿の春日さんさえき まな実業之日本社このアイテムの詳細を見る |
静岡の戸田書店の店頭にずらりと並べられていたこのコミック本。
今年は平城京遷都1300年で奈良が盛り上がっていますが、
なぜ静岡でこの本が大々的に売り出されていたのか？
それはイラストレーターの方が焼津在住の方だからのようです。
元奈良市民としては読まないわけにはいかず、漫画が苦手な私が即決で購入しました。
内容はひょんなことからゲストハウスで働くことになった
主人公の春日さん（小鹿）を中心におこるほのぼの劇場。
癒されます。
フィクションですが、随所にリアルなことが書かれているところが気に入りました。
（奈良を知っている人にしかうけないかもしれませんが。）
また、平城京遷都1300年でよく取り上げられるのはもちろん平城京内にあるお寺や神社、古墳。
しかしこのストーリーには、この範囲外の素敵な建物や名所、お店も組み込まれています。
マイナー情報がたっぷりな点も気に入りました。
このコミック内にはマイナースポットも面白く分かりやすく登場してきますので、
自然と行きたい気持ちにさせられてしまいます。
奈良は観光客・修学旅行生は多くても、「宿泊観光客数は全国でワースト２」（本書より）なのです。
京都・大阪ついでに１日観光して戻る方が多いのです。
平城京の歴史に触れて、さらにこの本に登場してくるコースも観光しようと思ったら、レンタサイクルを使っても１日では足りそうにありません。
ぜひ、奈良に１泊してゆっくりと隅々まで観光してください。
奈良の宣伝になってしまいましたが、
増田カイロの待合室にこっそりと置いておこうかと思います。
