見てるドラマやアニメについて語ったけど。
そう言えば最近、とぎれとぎれだけど見てる韓流とイギリスのドラマがあった。
韓流の方はМXで昼間にやってる「哲仁王后~俺がクィーン!?」。
哲仁王后は「チョルインワンフ」と読むのですが、要するに王妃様ですね。
これ転生?ものみたいな感じですが、現代の傲慢な一流シェフ(男)が
プールに飛び込んだら水中でこの王妃とゴチン!とぶつかる。
目覚めたら王妃の中に意識が入ってしまっていて…。
最初は敵対関係から始まる王様とのラブ…というお話です。
なんせ元は大人しかった王妃の人格が、乱暴で下品な男のようになってしまったから、王様も侍女たちも振り回されて大変!
なのに、それが新鮮だし言いたいこと言われて誤解が晴れて…。
…王様Мなんじゃないか?(^^;)
いやそもそも中の人格男だし…どうする!?
途中からよくある主人公に都合よすぎる展開になってくし
シェフって言う設定はどこ行った!?になるんだけど…。
まあ楽しいからいいか!
コメディだと復讐ものよりは矛盾が気にならないね。
そして英国ものドラマの方はBS11でやってる「ヴェラ~信念の女警部」。
シーズン7とあったから、だいぶ長く続いてるシリーズみたいですが。
それもうなずける面白さのミステリーです。
ちょっと小太りの中年のおばさんヴェラが主人公の女警部。
名警部らしく、同年代のおじさん警部も彼女の言葉に従うし。
若い部下の男性警部?が、彼女の手足になり働いているのもいい。
舞台がイギリスの寒々としたとした地方都市というのも面白い。
まるで「嵐が丘」に出て来そうな荒野が続く郊外。
事件の現場に向かうには、人っ子一人出会わないような道路を
何キロも走らねばならない。
最近のイギリスらしく、さまざまな人種が出てきて。
カップルも白人同士よりいろいろ。
それはフランスが舞台の「アストリッドとラファエル」でもそうなんだけど。
…時勢ですな。
イギリスはさすがミステリーの国。 話が面白い!
ヴェラがほんとに信念の人で、鋭い推理と根性で事件の謎を解く。
そこには現在の問題も映し出されていて…。
面白いがこのドラマの難点は…。
字幕なんだよね~。
「哲仁王后」は吹替だからながら見できるが。
字幕だと話も複雑だし、じっくり見ないとわからない。
だからご飯中とか時間のある時しか見られなくて、結果録画がたまっていく
一方なのでした(^^;)
そう言えばもう次のシーズンが始まって
ドラマもアニメも初回がスタートしてるのもある。
気づいたら「推しの子」の2が始まってた!
原作読んでない勢ですが、今期は主人公たちが2.5次元舞台に出る話なんですね。
しょっぱなから面白いが、舞台のオープニングがいかにも新感線や2.5次元
にありそうな照明や演出で既視感。というかリアル。
相変わらず話惹きこまれる。
それにしてもいい作品は時代を先取りする所や、
同時性をたくまずして持ってしまうものだけど。
この「推しの子」もそうですね。
前回の漫画原作のドラマの話でも出て来たが、今回の舞台も原作が漫画。
それを短い舞台の話に落とし込むために、どうしても原作の要素を
削らざるを得ない話や。
原作者との話が出てきてた。
まるで先日の「セクシー田中さん」問題を映したかのよう!
原作のエピソードは事件よりずっと前に描かれてるのに。
これが時代に選ばれた名作の持つ力か…。
そしてやはりエンディング曲への入り方も秀逸です。
きっとこれも世界でほぼ同時に視聴されるんでしょうね。