先週あたりから梅林の近くの元荒川の土手に屋台が出ているとのことで、そろそろ梅の季節、行ってみました。
梅の木は桜よりも小ぶりで、花自身も一回り小さいものです。また、ソメイヨシノのように咲き出したと思ったらパーッと極めて短期間に一斉に咲くのではなく、広い梅林の中でぽつりぽつりと日当たりのよいところやら、早咲きの木からじわじわと花が咲いていきます。
さらには、1本の木の中でも枝の上のほうから順にゆっくりと長い時間をかけて花開いていきますから、梅林全体で満開という表現をするのは難しいのかなと、毎年そのように思って梅を見ています。
今日私が見た感じでは8割くらいの木が花をつけていました。中にはもうほぼ終わりかけという紅梅もありましたし、一分咲きくらいのものもありますが。
越谷梅林公園の梅まつりは3月4日・5日という横断幕が張られていましたが、ちょうどそのあたりが真っ盛りかなと思います。
梅にメジロ。
逃げないもの、動かないものを時間をかけて撮るのは、これまた難しい。
ミツバチは足にたくさんの花粉をつけてます。花粉団子というらしい。これでおいしい梅の実が成るわけです。
屋台は20軒くらい。私が行ったのは3時前で、既に客足は閑散としていました。
これ、はしまきというもの。
お好み焼きを割箸に巻いたようなものですが、山形で私が子供のころからお祭りの屋台で売っていたどんどん焼きと見た目はそっくりです。どんどん焼きは今も山形の屋台で売ってるでしょうし、スーパーでパックに入れて売ってるところもあります。
我々が食べていたのは水で溶いた小麦粉を鉄板で薄く伸ばして焼いて、これに魚肉ソーセージを薄く切ったものと5センチ四方くらいに切った海苔を張りつけて割り箸で巻きとり、最後に薄味のソースをハケで塗ってでき上がり。薄いものづくしですな。当時は全国にあるものだと思ってましたよ。50年前で幾らだったか、50円とかそのぐらいだったのかな。