![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/f9/856b579c372c1e967a3e74b0897d5ed1.jpg)
まつ毛エクステをしてから今日まで、我が家では、まるで禁句のように、まつ毛に関する話題は出ませんでした。
でも、職場で『素敵だよ』『可愛いよ』と言ってもらえて、何とか気持ちを上向きにして![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
とうとう迎えました、結婚式当日。
ずっと心配していたお天気も、大丈夫![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
結婚式場は、港区白金台にある『八芳園』
素敵なお庭のある結婚式場です。
メイク・ヘアメイク・着付けがあるので、親族の顔合わせの2時間30分前に必着。
メイク・着付け専用の別棟があります。
中に入って、あまりの混雑具合にびっくり![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
一体何人いるの?と言いたくなるほどの座席数と、人、人、人![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
この日だけで、27組のお式が挙げられるそうです。
鏡の前に座ると、まずはホットカーラーで髪を巻かれました。
この日の為に、髪を切るのを我慢してきたのです。
ホットカーラーを巻き終ると、『メイク担当の者に換わります』と言って、別の方がついてくれました。
『どのようになさいますか?キリッとしたイメージも、黒留袖には似合いますよ』と勧めてくれましたが…
『できるだけ若々しく。許される範囲で可愛らしく』
勇気を振り絞って、そう言いました。
『では、可愛らしく仕上げましょうね』
さすがプロです。呆れた顔一つせずに、にっこり笑って、そう応えてくれました。
『まつ毛エクステ、綺麗にできてますね。マスカラはやめて、アイライナーだけで仕上げましょうか』
そう言って頂き、やっと、心から、安心できました。ほんのちょっぴり、自信も持てました。
メイクが始まって早々、先ほどのヘアメイクの方が戻ってきました。
『ここからは、同時にやらせて頂きます』
そう言って、手早くホットカーラーを外していきます。
『どのようになさいますか?若々しく、キリッとした感じに仕上げましょうか?』
黒留袖だと、やはりキリッとしたイメージが一番似合うのでしょうか?
でも、私は迷わず、
『若々しく、黒留袖で許される範囲で、可愛くお願いします』
ええ、若々しく可愛らしく。
年甲斐もなくと言われそうですが、良いのです。あくまで、希望ですから![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_2.gif)
二人掛りで、みっちり1時間。
着付けの前に、まずは主人の元へ。
『エッ、まだ終わってないの?』
一時間も待たされて、ヘアメイクとメイクしか終わっていないことに、主人が驚きました。
でも、それだけ丁寧にやって頂けた、と言うことに、感激![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
着付け用の広間に移動して、いよいよ留袖初体験。
ここでも、大勢の人が!
年配の、いかにもベテランと言った感じの女性が、担当して下さいました。
先ずは足袋を履いて、肌着を着て。
長襦袢を着せていただいて、ギュッと紐で縛られて。
『うっ』![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_cry.gif)
思わず出た声に、クスッと笑われて。
でも、流石に着付けのプロ。
着付けが終わってみれば、背筋がピシッと、でも、どこも苦しくなくて、良い感じ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_happy.gif)
着付けていただいている途中、鏡越しに、花嫁の母親、お義姉さんが着付けを始めるのが見えました。
思わず手を振ってしまいました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
着付けが終わって、親族の顔合わせの時間まで、お庭が見えるラウンジでコーヒータイム。
こういう場所って、コーヒーのお値段も、素敵にお高い![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_6.gif)
親族の顔合わせで、初めて新郎とご対面。
あれ…誰かに似ている?
誰だっけ??
思い出しました。
お笑い芸人『サバンナ』の八木さん。
そう思ったら、もう八木さんにしか見えない。
いえいえ、八木さんを5割り増しに格好良くした感じ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_2.gif)
お義姉さんから聞いていた通り、新郎側の女性陣はお着物の方が多いです。
年配の方は黒留袖。若い方でも、既婚の方は色留袖。
新婦側は、お義姉さんと私だけ。
お着物にして、良かった。
親族の顔合わせが終わると、ゾロゾロと式場へ。
途中、お着物姿の奏者が、お琴の演奏をして、私達一行を迎えてくれました。
式場内は、写真撮影禁止です。でも、式場専属のカメラマンさんが、一生懸命撮影してくれていました。
お式が終わると、披露宴です。
『八方園』では、式場と披露宴会場では、建物が違います。
ちなみに、ヘアメイクや着付けをして頂く場所も、専用の建物があります。
披露宴会場の建物へは、立派な中庭を通って行きます。
が、ここで、直ぐには式場へは向かわず、野外撮影会となります。
先ずは、飲み物のサービスがあり、各々好きな飲み物片手に、お庭を散策したり談笑したり。
そこへ新郎新婦が、登場します。お衣装は、式の時の白無垢。
集合写真は素敵なお庭で撮りました。
結婚式には何回か参列させて頂いたけれど、野外で集合写真を撮ったのは、初めてです。
緑が一番綺麗な季節だから、嬉しかったです。
今時の若い人たちの結婚式ということで、お仲人さんも立てず、来賓と呼ぶお客様もいません。
披露宴にも拘わらず、新郎新婦の二人は主役ではなく、ゲストをもてなす立ち位置に徹していました。
新郎の『私達がお世話になっている大切な人たちに、美味しい物をおなか一杯食べて、楽しんで頂きたい』という挨拶の通り、参列者の挨拶も歌も出し物もありません。
でも、ご友人方達が、皆思い思いにマイクを奪い合って、新郎新婦にお祝いのメッセージや、秘密の暴露合戦を繰り広げてくれました。
『美味しい物をおなか一杯』の言葉通り、お食事に力が入っています。
先ず、驚かされた事は…
『先ずは、右手の壁にご注目下さい』
司会者の言葉に、会場の壁に目を向けると。
突然、壁が真ん中から左右に開くではないですか![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
そして、そこから現れたのはオープンキッチン。
一瞬、『料理の鉄人』を思い出しました。
オープンキッチンで作ったお料理を、出来たてで提供してくれるのです。
これはもう、期待大です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/90/022337fa39c752038d73813ce6a36234.jpg)
先ずは、『北海道産の雲丹とサーモンのタルタルヴィシソワーズソース、さわやかな酢立のジュレ』
長い…長いネーミング。
涼しげなグラスに入れて、提供されました。
とってもクリーミーで、美味しい。雲丹、大好き![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/5d/ca3879a4c7d4889b52aaa7bb39b0c028.jpg)
次に提供されたのは、これまた長いネーミング
『金目鯛のアクアパッツァ魚介のテリーヌ、貝殻のパスタと共に』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/99/2b6bad9805cec1513eb361e290ebf54c.jpg)
冷製魚料理。この黒い器、とっても冷たく冷やされていて、提供された時は、ドーム様の蓋が被せられていて。
蓋を外すと、中からチップをスモークした煙がモクモクと立ち上りました。素敵な演出。でも、主人はこの香りが、お刺身には合わないと感じたらしく、イマイチだと言っていました。
器の真ん中にあるのは、金箔を添えたキャビアと、特製醤油ムース。この醤油ムースを付けて、お刺身を頂きます。
梅肉ソースやマスタードや塩なども、お好みで。
このお醤油のムース、初めてで、調子に乗って付け過ぎてしまいました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_6.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/55/68d7f0998f85152df56fb171f11bd848.jpg)
冷製魚料理の後は、温製魚料理。
『伊勢海老のカダイフ揚げ、加茂茄子と南仏野菜のトマトソース』
やっぱり長いネーミング。
大きいエビで、食べごたえがありました。
美味しいお料理を頂いている間も、新郎新婦の二人は、各テーブルを回り、そこでプロのカメラマンさんによる記念撮影が行われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/1b/b8e6ca2b5deabad10aa0f8cd6a252cb6.jpg)
新郎新婦がお色直しで退席している間、二人が座していたステージ上では、シェフによるパフォーマンスが行われていました。
お口直しの檸檬のシャーベットを、ステージ上で完成させて、歓声を浴びていました。
ひんやりとしたシャーベットは、とっても爽やか。もっと、食べたかったな![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_love.gif)
二人が洋装で現れると、大歓声![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
襟ぐりが大きく開いたドレスから見えるデコルテが、眩しいほどに美しい![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
本当に綺麗な花嫁さん。うっとりしてしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/f4/fc2035b64e78c5a3c0b477957027dc5e.jpg)
お魚料理の後は、お待ちかねのお肉料理。
私達二人共、断然お肉派![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
今回提供されたお料理で、一番長いネーミング。
『和牛フィレ肉の竹炭焼き、ティアラをまとった花嫁風山葵風味の玉葱のクリームソースとカベルネソーヴィニヨンの薫るフォンドヴォーソース』
お肉を前にすると待てない私。写真を撮るのも忘れて、一切れ食べてしまいました。
やわらかくて美味しいお肉でした。
でも、お料理のタイトルの意味が、いま一つ、食べても理解でいない私達。
カベルネソーヴィニヨンの薫るって、どんな薫り?
山葵風味の玉葱のクリームソースと言われても、これってタマネギ???
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/b1/3826294c8b620784a194dc3684066531.jpg)
ご飯ものは、鰻でした。
とろろ芋と、お出汁も付いていて、お好みの食べ方ができます。
ひつまぶしって言うのかな?
うな丼としてちょっと食べて。とろろを掛けて、ちょっと食べて。
残りはお出汁を掛けて、サラサラと頂きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/97/d7a89fa61bc125e081cfa8f56e943c45.jpg)
締めは、デザートビュッフェ。
新郎新婦が座っているステージと対極位置する場所で、幕が上がるとそこには、一面のお花畑…ではなく、一面のデザートが![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_4.gif)
何種類もの可愛いスイーツたち。我先に取りに行きたい衝動を、グッと抑えます。
だって、今日は親族として出席しているんですもの。
先ずは、お客様優先。親族は、最後、最後…最後![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_3.gif)
でも、若者が多いせいか、長蛇の列!
ひょっとして、なくなっちゃう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
不安がムクムクと、大きく育った頃。
『取ってこようか?』
優しい主人が、そう言って席を立ってくれました。
良かった。ありがとうね、頑張ってね。期待、してるからね。
『デザートはいかがですか?』
デザートを…優しい主人の帰りを待っている時、私達のテーブル担当の方が、トレイにたくさん載せて、持ってきてくれました。
う、嬉しい![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_happy_s.gif)
勿論、頂きました。
それぞれ3~4種類ずつなのに、担当の方が持ってきてくれたデザートと、主人が持ってきたデザートが被らなかったのは、日頃の行いが良いから?
親族がカメラを持ってウロウロするのは、あまりみっとも良い事ではないからと、式場のプロのカメラマンが素敵な写真を沢山撮ってくれるからと、今回はカメラを持参しませんでした。なので、お料理の写真も、スマホで撮りました。
カメラ、持ってくれば良かった。
一杯写真、撮りたかった。
本当に、後悔![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_6.gif)
今回の結婚式、初めて尽くしでした。
初めての、まつ毛エクステ。
初めての、黒留袖。
初めての、仲人さん来賓客不在の結婚式。
初めての、披露宴のお料理と言うよりも、お洒落なレストランで美味しいコース料理を頂いたような、そんなお料理。
そうそう、初めての野外での記念撮影もありました。
そう言えば、ケーキカットのない披露宴も、初めてです。
でも、だからこそ、とっても思い出深いお式になりました。
いつまでもいつまでも、二人の幸せを、願わずにはいられません。
可愛い可愛い、姪ですから。
そして、彼女に、『こんな夫婦になりたい』そんな風に思い続けてもらえるような、そんな夫婦でありたいと思います![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_love.gif)
でも、職場で『素敵だよ』『可愛いよ』と言ってもらえて、何とか気持ちを上向きにして
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
とうとう迎えました、結婚式当日。
ずっと心配していたお天気も、大丈夫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
結婚式場は、港区白金台にある『八芳園』
素敵なお庭のある結婚式場です。
メイク・ヘアメイク・着付けがあるので、親族の顔合わせの2時間30分前に必着。
メイク・着付け専用の別棟があります。
中に入って、あまりの混雑具合にびっくり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
一体何人いるの?と言いたくなるほどの座席数と、人、人、人
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
この日だけで、27組のお式が挙げられるそうです。
鏡の前に座ると、まずはホットカーラーで髪を巻かれました。
この日の為に、髪を切るのを我慢してきたのです。
ホットカーラーを巻き終ると、『メイク担当の者に換わります』と言って、別の方がついてくれました。
『どのようになさいますか?キリッとしたイメージも、黒留袖には似合いますよ』と勧めてくれましたが…
『できるだけ若々しく。許される範囲で可愛らしく』
勇気を振り絞って、そう言いました。
『では、可愛らしく仕上げましょうね』
さすがプロです。呆れた顔一つせずに、にっこり笑って、そう応えてくれました。
『まつ毛エクステ、綺麗にできてますね。マスカラはやめて、アイライナーだけで仕上げましょうか』
そう言って頂き、やっと、心から、安心できました。ほんのちょっぴり、自信も持てました。
メイクが始まって早々、先ほどのヘアメイクの方が戻ってきました。
『ここからは、同時にやらせて頂きます』
そう言って、手早くホットカーラーを外していきます。
『どのようになさいますか?若々しく、キリッとした感じに仕上げましょうか?』
黒留袖だと、やはりキリッとしたイメージが一番似合うのでしょうか?
でも、私は迷わず、
『若々しく、黒留袖で許される範囲で、可愛くお願いします』
ええ、若々しく可愛らしく。
年甲斐もなくと言われそうですが、良いのです。あくまで、希望ですから
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_2.gif)
二人掛りで、みっちり1時間。
着付けの前に、まずは主人の元へ。
『エッ、まだ終わってないの?』
一時間も待たされて、ヘアメイクとメイクしか終わっていないことに、主人が驚きました。
でも、それだけ丁寧にやって頂けた、と言うことに、感激
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyos.gif)
着付け用の広間に移動して、いよいよ留袖初体験。
ここでも、大勢の人が!
年配の、いかにもベテランと言った感じの女性が、担当して下さいました。
先ずは足袋を履いて、肌着を着て。
長襦袢を着せていただいて、ギュッと紐で縛られて。
『うっ』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_cry.gif)
思わず出た声に、クスッと笑われて。
でも、流石に着付けのプロ。
着付けが終わってみれば、背筋がピシッと、でも、どこも苦しくなくて、良い感じ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_happy.gif)
着付けていただいている途中、鏡越しに、花嫁の母親、お義姉さんが着付けを始めるのが見えました。
思わず手を振ってしまいました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
着付けが終わって、親族の顔合わせの時間まで、お庭が見えるラウンジでコーヒータイム。
こういう場所って、コーヒーのお値段も、素敵にお高い
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_6.gif)
親族の顔合わせで、初めて新郎とご対面。
あれ…誰かに似ている?
誰だっけ??
思い出しました。
お笑い芸人『サバンナ』の八木さん。
そう思ったら、もう八木さんにしか見えない。
いえいえ、八木さんを5割り増しに格好良くした感じ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_2.gif)
お義姉さんから聞いていた通り、新郎側の女性陣はお着物の方が多いです。
年配の方は黒留袖。若い方でも、既婚の方は色留袖。
新婦側は、お義姉さんと私だけ。
お着物にして、良かった。
親族の顔合わせが終わると、ゾロゾロと式場へ。
途中、お着物姿の奏者が、お琴の演奏をして、私達一行を迎えてくれました。
式場内は、写真撮影禁止です。でも、式場専属のカメラマンさんが、一生懸命撮影してくれていました。
お式が終わると、披露宴です。
『八方園』では、式場と披露宴会場では、建物が違います。
ちなみに、ヘアメイクや着付けをして頂く場所も、専用の建物があります。
披露宴会場の建物へは、立派な中庭を通って行きます。
が、ここで、直ぐには式場へは向かわず、野外撮影会となります。
先ずは、飲み物のサービスがあり、各々好きな飲み物片手に、お庭を散策したり談笑したり。
そこへ新郎新婦が、登場します。お衣装は、式の時の白無垢。
集合写真は素敵なお庭で撮りました。
結婚式には何回か参列させて頂いたけれど、野外で集合写真を撮ったのは、初めてです。
緑が一番綺麗な季節だから、嬉しかったです。
今時の若い人たちの結婚式ということで、お仲人さんも立てず、来賓と呼ぶお客様もいません。
披露宴にも拘わらず、新郎新婦の二人は主役ではなく、ゲストをもてなす立ち位置に徹していました。
新郎の『私達がお世話になっている大切な人たちに、美味しい物をおなか一杯食べて、楽しんで頂きたい』という挨拶の通り、参列者の挨拶も歌も出し物もありません。
でも、ご友人方達が、皆思い思いにマイクを奪い合って、新郎新婦にお祝いのメッセージや、秘密の暴露合戦を繰り広げてくれました。
『美味しい物をおなか一杯』の言葉通り、お食事に力が入っています。
先ず、驚かされた事は…
『先ずは、右手の壁にご注目下さい』
司会者の言葉に、会場の壁に目を向けると。
突然、壁が真ん中から左右に開くではないですか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
そして、そこから現れたのはオープンキッチン。
一瞬、『料理の鉄人』を思い出しました。
オープンキッチンで作ったお料理を、出来たてで提供してくれるのです。
これはもう、期待大です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/90/022337fa39c752038d73813ce6a36234.jpg)
先ずは、『北海道産の雲丹とサーモンのタルタルヴィシソワーズソース、さわやかな酢立のジュレ』
長い…長いネーミング。
涼しげなグラスに入れて、提供されました。
とってもクリーミーで、美味しい。雲丹、大好き
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/5d/ca3879a4c7d4889b52aaa7bb39b0c028.jpg)
次に提供されたのは、これまた長いネーミング
『金目鯛のアクアパッツァ魚介のテリーヌ、貝殻のパスタと共に』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/99/2b6bad9805cec1513eb361e290ebf54c.jpg)
冷製魚料理。この黒い器、とっても冷たく冷やされていて、提供された時は、ドーム様の蓋が被せられていて。
蓋を外すと、中からチップをスモークした煙がモクモクと立ち上りました。素敵な演出。でも、主人はこの香りが、お刺身には合わないと感じたらしく、イマイチだと言っていました。
器の真ん中にあるのは、金箔を添えたキャビアと、特製醤油ムース。この醤油ムースを付けて、お刺身を頂きます。
梅肉ソースやマスタードや塩なども、お好みで。
このお醤油のムース、初めてで、調子に乗って付け過ぎてしまいました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_6.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/55/68d7f0998f85152df56fb171f11bd848.jpg)
冷製魚料理の後は、温製魚料理。
『伊勢海老のカダイフ揚げ、加茂茄子と南仏野菜のトマトソース』
やっぱり長いネーミング。
大きいエビで、食べごたえがありました。
美味しいお料理を頂いている間も、新郎新婦の二人は、各テーブルを回り、そこでプロのカメラマンさんによる記念撮影が行われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/1b/b8e6ca2b5deabad10aa0f8cd6a252cb6.jpg)
新郎新婦がお色直しで退席している間、二人が座していたステージ上では、シェフによるパフォーマンスが行われていました。
お口直しの檸檬のシャーベットを、ステージ上で完成させて、歓声を浴びていました。
ひんやりとしたシャーベットは、とっても爽やか。もっと、食べたかったな
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_love.gif)
二人が洋装で現れると、大歓声
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
襟ぐりが大きく開いたドレスから見えるデコルテが、眩しいほどに美しい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
本当に綺麗な花嫁さん。うっとりしてしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/f4/fc2035b64e78c5a3c0b477957027dc5e.jpg)
お魚料理の後は、お待ちかねのお肉料理。
私達二人共、断然お肉派
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
今回提供されたお料理で、一番長いネーミング。
『和牛フィレ肉の竹炭焼き、ティアラをまとった花嫁風山葵風味の玉葱のクリームソースとカベルネソーヴィニヨンの薫るフォンドヴォーソース』
お肉を前にすると待てない私。写真を撮るのも忘れて、一切れ食べてしまいました。
やわらかくて美味しいお肉でした。
でも、お料理のタイトルの意味が、いま一つ、食べても理解でいない私達。
カベルネソーヴィニヨンの薫るって、どんな薫り?
山葵風味の玉葱のクリームソースと言われても、これってタマネギ???
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/b1/3826294c8b620784a194dc3684066531.jpg)
ご飯ものは、鰻でした。
とろろ芋と、お出汁も付いていて、お好みの食べ方ができます。
ひつまぶしって言うのかな?
うな丼としてちょっと食べて。とろろを掛けて、ちょっと食べて。
残りはお出汁を掛けて、サラサラと頂きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/97/d7a89fa61bc125e081cfa8f56e943c45.jpg)
締めは、デザートビュッフェ。
新郎新婦が座っているステージと対極位置する場所で、幕が上がるとそこには、一面のお花畑…ではなく、一面のデザートが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_4.gif)
何種類もの可愛いスイーツたち。我先に取りに行きたい衝動を、グッと抑えます。
だって、今日は親族として出席しているんですもの。
先ずは、お客様優先。親族は、最後、最後…最後
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_3.gif)
でも、若者が多いせいか、長蛇の列!
ひょっとして、なくなっちゃう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
不安がムクムクと、大きく育った頃。
『取ってこようか?』
優しい主人が、そう言って席を立ってくれました。
良かった。ありがとうね、頑張ってね。期待、してるからね。
『デザートはいかがですか?』
デザートを…優しい主人の帰りを待っている時、私達のテーブル担当の方が、トレイにたくさん載せて、持ってきてくれました。
う、嬉しい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_happy_s.gif)
勿論、頂きました。
それぞれ3~4種類ずつなのに、担当の方が持ってきてくれたデザートと、主人が持ってきたデザートが被らなかったのは、日頃の行いが良いから?
親族がカメラを持ってウロウロするのは、あまりみっとも良い事ではないからと、式場のプロのカメラマンが素敵な写真を沢山撮ってくれるからと、今回はカメラを持参しませんでした。なので、お料理の写真も、スマホで撮りました。
カメラ、持ってくれば良かった。
一杯写真、撮りたかった。
本当に、後悔
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_6.gif)
今回の結婚式、初めて尽くしでした。
初めての、まつ毛エクステ。
初めての、黒留袖。
初めての、仲人さん来賓客不在の結婚式。
初めての、披露宴のお料理と言うよりも、お洒落なレストランで美味しいコース料理を頂いたような、そんなお料理。
そうそう、初めての野外での記念撮影もありました。
そう言えば、ケーキカットのない披露宴も、初めてです。
でも、だからこそ、とっても思い出深いお式になりました。
いつまでもいつまでも、二人の幸せを、願わずにはいられません。
可愛い可愛い、姪ですから。
そして、彼女に、『こんな夫婦になりたい』そんな風に思い続けてもらえるような、そんな夫婦でありたいと思います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_love.gif)