カップ一杯の幸せ

喫茶店開業へ向けての、夫婦二人でゆっくりまったり、少しずつ歩んでいく日常を、記録していきます。

2013年2月27日   バナナは王様

2013-02-27 22:53:27 | お菓子教室
主人は、果物が好きです。
私も、果物が好きです。
でも、二人の好きな果物は、ちょっぴり違います。
私が一番好きなのは、桃と梨。同列なので、二つとも一番です。
主人が好きな果物は、イチジクと柿。
でも、二人が一番良く食べる果物は、やっぱりバナナ。
お手ごろ価格で、食べたい時に簡単に食べられる。
皮なんて、超簡単に剥けちゃうし、手も汚れなくて、洗い物も出ない。
朝寝坊して、朝食を作る時間が無い時も、バナナがあれば大丈夫

でも、時々。
気が付くと、皮が黒くなりかけた、可哀想なバナナが…
充分に熟したバナナこそ、お菓子作りにはうってつけなんです。
バナナは、色々なお菓子に、その姿を変えることが出来ます。
その一つが、見出し写真の『ケーク・バナーヌ』
バナナケーキですね。
卵に砂糖を加えて、ハンドミキサーでもったりするまで泡立てて、薄力粉とアーモンドパウダーを加えて混ぜ合わせ、溶かしバターを加えて。最後に潰したバナナを投入して、焼くだけです。
スライスアーモンドとあられ糖をトッピングして、ちょとだけオシャレしてみました。
バナナって、その姿形はなくなっても、しっかりと味と風味は存在してくれます。
お手ごろ価格で、何時でも簡単に手に入る果物。
バナナが一番好き!と言う人は少ないかもしれませんが、バナナが嫌いな人も少ないのではないでしょうか。
バナナって、やっぱり、隠れた果物の王様…なのかな?なんて、思っています。

2013年2月26日 カメラ散歩 その1(続)

2013-02-26 10:12:07 | 日記
 今日は先日の散歩の続きを。

 この小さな川では初めて見た鳥です。冬場に多く見られるツグミ(多分)だと思います。ツグミは今まで見たことがなく、今年初めてこの辺りで見かけることができました。シベリアからやってくる渡り鳥だそうです。鳥ってすごいですよね、あの小さな体で海を渡るんですから。でも行き来の間に、いったいどれくらいの鳥たちが渡る事ができずに小さな命を終えてしまうのでしょう?



 田んぼの跡にムクドリが数羽、何かを啄ばんでいました。最近街中で大きな集団を作って話題になっていることが多いですね。木の茂っている秋までは、夕方になるとこの辺りでも駅前の街路樹に集団を作って大騒ぎしています。昔は決してそんな話は聞かなかったのですから、きっと人間の所為なんでしょうね。



 今の時期は蝋梅が満開ですよね。梅の字が入っていますが、梅とは違う種類だそうです。


  更に川を遡って行くと池にたどり着きます。ここでは、いつでもマガモやコガモ、バン・オオバン(たまにカワウ・クイナ)などが見られます。今日はちょうどカワウ(川鵜)が水面から飛び立つところに出会いました。
 何故か今日は「初めて」が多いです。ゴイサギ(五位鷺)も見ることができました。ゴイサギを見ると言うのは、とても貴重な体験だと思うのですがどうなのでしょう?
 
 今日顔を見せてくれたのは気の強いバンだけでした。何故か今日はみんな葦の茂みの中にいるようです。しばらく前の工事といつもより水量が多いせいかもしれません。
 いつも思うのですが、マガモは餌をもらいに側までやって来るのですが、コガモは何故か決して側までやって来ません。この違いはどこから来るのでしょうか?体の大きさが強気・弱気に繋がっているのでしょうか?

 カワウの飛び立つシーン


 初めて見た貴重な?ゴイサギ


 気の強いバン(顔の正面の鼻の辺りが赤いのが特徴)


 決して側に来ないコガモたち



 この池から更に高台に行くと、小さな尾根筋がありました。「マムシ注意」だそうです。奥が藪になっているので、夏場は危ないかもしれませんね。今は真冬ですから、きっと冬眠していることでしょう。なんと言うことの無い所ですが、見晴らしはそれなりに良いですね。
 今日はここで帰ることにします。

 マムシはさすがに怖いです

2013年2月25日 優しいパンプキンプリン・ケーキ

2013-02-25 09:53:05 | お菓子教室
かぼちゃのプリンは、プリンなのにほっこりとして、大好きです。
ムース・プリン系は、何でも好きですが
写真では判り辛いですが、このパンプキンプリン・ケーキ、二層になっています。
下のスポンジケーキにも、裏ごししたかぼちゃを混ぜて、焼き上げています。
実はこのスポンジ、あらかじめ焼いて、スライスして、下に敷いているわけでは、ありません。
型に先ず、プリンの生地を流し入れ、次に、スポンジの生地を静かに流し入れます。
比重の関係で混ざらず、ちゃんと二層になるんですね。
プリンにも、かぼちゃの裏ごしがタップリ入っています。
あっ、型に一番最初に流し入れるのは、カラメルです。カラメルを流し入れて、あらかじめ冷蔵庫で冷やし固めておきます。
カラメルがしっかり固まってから、プリン生地を入れて、最後にプリン生地を入れます。
オーブンで湯煎焼きして、焼き上がったら、型に入れたまま冷やします。
型を逆さにして外すと、写真のようになります。
かぼちゃの種を、トッピング。

試食用に、グラスに入れて作ってみました。
お店で提供するとしたら、ホールで焼いてカットするのと、グラスに入れて作るのと、どちらが良いのか。
今後も試作しながら、考えていこうと思います。

お味の方は、かぼちゃの味がしっかとあり、かぼちゃ好きの方にはたまらないと思います。

2013年2月23日 喫茶店巡りの指標

2013-02-24 16:42:59 | 私たちの教科書
喫茶店を開く為に、もちろんいずれはスクールに通うのですが、その前に出来ることの一つとして、喫茶店巡りと、その手の本を読むことがあります。
闇雲に喫茶店を巡っても、出費がかさむだけです。
なので、本やネットで調べて、自分たちが開こうとしている規模に近い、モデルとなるお店を選んで巡ることにしました。
見出し写真の本は、34店のオーナーの、カフェをオープンするまでの理想と現実、オープンしてからの経緯と現状が、オーナー自身の言葉で書かれています。
カフェを始めようとしたきっかけ、お店のこだわりやコンセプト、開業までの準備期間や、準備した自己資金額。
店舗の規模として、広さと座席数。一日の来店客数、平均客単価、ひと月分の売り上げ。
そして、お店のメニューや店内の様子も、写真で紹介されています。
使用しているカップや器、スイーツの盛り付け方等、見ているだけで参考になります。
もちろん、この本に掲載されているお店は、成功されたオーナーたちで、経営がうまくたち行かなくなり、挫折を余儀なくされたオーナーたちもいらっしゃるのが、現実だと思います。

この本には、オーナーさんたちの体験談だけではなく、カフェを開業する為に必要な資格や、物件の探し方、開業資金の見積もり方、メニューの開発方法、等など。
開業に向けて乗り越えなければならない14の壁について、簡単ながらも記載されています。
これから活躍してくれる、一冊になると思います。

2013年2月22日 魅惑のアフタヌーンティーセット

2013-02-24 14:49:14 | 喫茶店巡り
一番最初にアフタヌーンティーセットと出会った時の感動は、今も鮮明に覚えています。
三段のケーキスタンドにのせられた、スコーンやサンドウィッチ、そして一番上段に輝く、可愛らしいプティフールたち。
運ばれてくるまでの、ワクワク感。
テーブルに運ばれてきた時の、ちょっとした優越感。
どれから食べようかと、迷ったり。
それらの思いは、回数を重ねた今も、変わらずにあります。
そしてもう一つ、ずっと変わらない思い。
アフタヌーンティーセットって、お高い
一人前三千円前後というお値段は、そう簡単には手が出ません。
何時も『アフタヌーンティーセットに行くぞ!』と覚悟を(?)を決めて、予約をして出かけます。
友人とお出かけしていて、『ちょっと疲れたから、お茶でもする?』みたいな感覚で、アフタヌーンティーセットを注文することは、出来ません。
もっと気軽にアフタヌーンティーセットを楽しめたら良いのに。
その想いは、ずっと私の中にありました。
飲み物込みで千五百円くらいで、何とか出来ないかな…そんな想いが、膨らんでいきました。
そんな気持ちから、アフタヌーンティー通いが始まりました。
お店としては、ホテルのラウンジが多いですね。
ホテルのラウンジは、大人の社交の場のようで、その独特の雰囲気が好きです。
大人同士が飲み物を飲みながら寛いで語り合ったり、コーヒー片手に書類を広げて商談したり。
大人の世界が、そこにはあるような気がします。

さて、アフタヌーンティーセットと言うと、三段のケーキスタンドのイメージが強いですが、もちろんそればかりでは、ありません。
最近のお気に入りは、新宿駅近くにある『京王プラザホテル』の『アートラウンジ デュエット』
デュエットではアフタヌーンティーのコンセプトを月ごとに替えて、他とはちょっと違ったアフタヌーンティースタイルで、提供してくれます。
ここの最大の特徴は、なんと言ってもお料理が出てくることでしょう。
お料理、スイーツ、そしてドリンクも月替わりなので、何度行っても楽しめます。
と言うことで、友人のkayoちゃんと、今日も行ってきました。
二月のコンセプトは『初春の香り』

書き忘れるところでした。ここのアフタヌーンティーセットには、『午後の宝石箱』と言う名前がついています。
宝石箱と言う名の通り、可愛らしく作られたお料理やスイーツたちは、木箱の中に、大切そうに並べられています。

まずは、前菜代わりのかぶとベーコンのクリーム煮とサーモンのコンフィ。
私は、巨砲の紅茶を、kayoちゃんはエレガンスブレンドというハーブティーをお願いしました。

鶏むね肉のカツレツミラノ風

人参のポタージュ

身鯛のポワレ ビネガーオリーブソース

おすすめブレッド
どれも小さめで、でも、それが可愛いのです。そして、もちろん美味しい

絶対に真似したいと思ったのが、このカトラリーレスト。
紙ナプキンにのせても良いのですが、こんな風にセットされると、ちょっとだけテンションアップしませんか?

スイーツに移る前に、飲み物のお代わりを。
飲み物は、メニューに載っている中から、好きな物を選べます。何杯お代わりしても良いし、種類を替えてもOKです。
ただ、三時間という時間制限がありますが、三時間あれば、結構ゆっくりできます。
初めてのチョコレートティーを頼んでみました。
ほんのりと、チョコレートの甘い香り。クセになりそう。
さて、スイーツは、一度に運ばれてきます。

苺の焼メレンゲ チョコレートアイスクリーム。
焼メレンゲは、日持ちのするお菓子で、コーヒーのお供になります。
こんな風に可愛らしく絞り出して焼いたら、素敵
早速、アイディア頂きました。
サツマイモの春巻き。
これは、美味しい!
直ぐにでも真似して作りたい!
でも、残念ながら、揚げ物は苦手なんです。食べるのは、大好きなんですけど、作るのは、大の苦手。
冷たいアイスと、温かい揚げ春巻き。このコンビネーション、最高です。
ホテル特製ケーキは、三種類のプティフール。
見ているだけで、幸せ。食べれば、もっと幸せ。
スイーツをゆっくり楽しみながら、紅茶のお代わりを。
今度は、フルーツカクテルを。そして最後に、エレガンスブレンドを。
大きめのマグカップにたっぷりの紅茶を、計四杯。
お隣の席では外国人の方が、英語で何やら商談されていて。
大人の世界の中で、とても優雅な時間を満喫させてもらいました。
お値段は、2900円です。
何時もとちょっと違ったアフタヌーンティーセットを楽しみたい方には、是非オススメします。

最後の締めは、やっぱりコーヒーで。
と言うことで、今日も新宿駅側にある『凡』へ。
残念なことに、私たちが入店した時、マスターは不在でした。
奥様と思われる女性が、コーヒーを淹れてくれました。
でも…
重ねて残念なことに、ながら作業でした。
確かに蒸らし時間はあるのですが、挽いたコーヒー豆の粉の膨らみ具合を見ながら、絶妙なタイミングでお湯を注いでいく。その、一瞬も目を逸らさない様な真剣さで、丁寧に淹れられた一杯の持つありがたみ。
お湯を注ぐと、空いたテーブルを片付けに行ったり、洗い物をしたり。
お湯を注ぐ1投目、二投目、三投目。すべてフィルター内のコーヒーは完全に落ち切り、雑味満載の一杯の出来上がりです。
今日ばかりは、カウンター席に座ったことを、後悔しました。
見たくなかった

本日のカップも、エインズレイ。
何故かエインズレイの確率が高い私。

kayoちゃんの注文したみるくこーひー。ミニどんぶりのような器で、提供されました。

がとーしょこらは、甘さ控えめで、濃厚で、コーヒーのお供にぴったりです。
コーヒーのお供に、チョコレートケーキとチーズケーキは外せない。
改めて、そう思いました。