映画「ボンベイ・ローズ」を観た。
2019年インド製作のアニメ映画。
監督・脚本はギタンジャリ・ラオ。
ヒンディー語の映画だ。
アニメの画風も、描かれる街並も、
その世界観も、目新しい。
地面に品並ぶ市場。道端の花売り。
児童労働とそれを取り締まる警察。
英語を話し昔を懐かしむ老婦人。
ヒンドゥー教徒の女に恋する、
イスラム教徒の男。
これをインドの人が観て面白いと
思うかどうかは判らないが、日本
人の自分には、外国旅行をしてる
ようで、とても面白かった。
映画の舞台はボンベイ。インドの
西海岸にあるインド最大の都市。
現在はムンバイと呼ばれる。
人が動物に変身したり、バラの花
にもぐりこんだ虫の視点で映像が
映されたり、身体は玩具のような
なものといったセリフなどに輪廻
転生的な世界観が感じられる。
とは言え、現世としてはやはり
恋愛とお金が最大の問題なのね。
世界どこでも共通かぁ・・・。