先日読んだ本のおかげで、今日は少し
優しくなれた。
「ライオンのおやつ」。
ホスピスの看護師さんの寄り添い方。
もちろん比べるレベルではないけれど。
同じ間違いを何度も繰り返したり。
何のことか訳の解からない話をしたり。
慌ただしい時に何度も電話してきたり。
ありえないことで誰かを悪く言ったり。
老親のふるまいに、ついイラッとする。
でもね、こんな様にしかできないのよ。
一生懸命やってるんだけどね。
どんなに頑張っても仕方がないのよ。
しかも、日に日にできなくなるのよ。
そんな人にイラッとしても可哀想でしょ。
限られた残り時間なんだから。
少しでも楽しく過ごしたいでしょ。
そんな風に考えて、接することができた。
本を読んだらすぐに影響を受けてしまう。
そんな単純さが吉と出ることもあるんやな。
ぽかぽかと暖かい日が続くとええなぁ。