映画「物ブツ交換」を観た。
2018年ジョージア国で製作された
短編ドキュメンタリー。
こういう映画は未知の世界の扉を
開くきっかけになる。
原題は"The Trader"。
直訳すれば「商人」だろうか。
一人の商人の男。中古の衣類や靴、
玩具など雑貨を仕入れて、田舎へ
売りに行く。対価として受け取る
のは、畑で作られるジャガイモだ。
まさに寒村と言っていいだろう。
いるのは老人と母と子供。
それに犬、猫、ときどき牛。
ジョージアって、どこだっけ?
Googleマップで見る。ジョージア
を真ん中にして、西に黒海、東に
カスピ海。北はコーカサス山脈を
はさんでロシア。南はトルコ、
アルメニア、アゼルバイジャン。
ジョージアをWikiってみる。
グルジアと呼ばれていた国だ。
長い歴史の記述がある。
いろいろな国の支配下になる。
ペルシャ、東ローマ、モンゴル、
ロシア。ソ連崩壊とともに独立。
2008年にロシアが軍事侵攻し
北部の南オセチアとアブハジアの
独立を一方的に承認。ロシアの
やり口はウクライナと同じだ。
知らなかった国、人々の暮らし。
何処で生まれるかは運命やなぁ。