そもそも。
と考えることは習性に近い。
こどもの頃のトラウマだろう。
引っ越した先で常識が真逆だった。
だから常識とか基本的に信じられない。
おかげで自分の頭で考えるクセが付いた。
と言っても、底の浅いものだ。
自分が納得するためだけのものだから。
例えば、時間ってそもそも何だ?
そんなことを考えて本を読んだりする。
面白いことが書いてあった。
そもそも時間は自然の現象だった。
日の出とか、日の入りとか。
季節によっても変わった。
機械仕掛けの時計で測るような一定の
時間が使われるようになったのは、
十四世紀の西欧の都市だったらしい。
農村のような自然の営みと密着した
生活ではなく、都市のような社会的な
生活にとって必要だったのだ。
自分の生活においてはどうだろう。
電車やTVなど一定の時間で動いてる。
一方、日の出とともに起き、日の入り
とともに一日を終える自然な時間も
悪くない。
両方を上手く使い分けるのが良さそうだ。