50歳を迎えて引退を表明、最後の公演を東京文化会館へ。
ギエムがセンセーショナルに登場して、無駄に足を上げ過ぎるなどと一部批判もありましたが、
それにも増した身体能力の素晴らしさに、納得しざるえなかったのでしょう。
今ではもう、彼女以上の天才は現れないとも言われているのですから。
それでも、もう50歳ですか!?
時の流れと時代の移り変わりを実感致します。
シルヴィ・ギエム<ライフ・イン・プログレス>
<イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド>- 東京バレエ団初演 -
<デュオ2015>
この二つの演目は、私の好きなウィリアム・フォーサイスの振付でしたから
十分堪能いたしました。
<ヒア・アンド・アフター>
ギエムの踊った中では、一番彼女らしさが表現されて素敵でした。
エマヌエラ・モンタナーリもまったく遜色なく、姿も動きも美しく
ため息が漏れるほどでございました。
<バイ>
ギエム最後のソロ、観ていて
『もう彼女の踊る姿は観られないんだ・・・』
と思うと、切なく寂しい終幕でした。
さようなら、ギエム
そして、ありがとう