今朝は5時半起き、ホテルを50分にチェックアウトして、切石まで20分近く歩く。今日も、飯田線で巡った駅のうち、雪に降られた駅を巡ることにした。外はある程度明るくなっており、飯田の町が高い場所から臨むことができる。
切石発6時23分、天竜峡で8分停車後、2つ先の金野には6時59分に到着した。切石から240円と思ったより安い。駅周辺には建物がなく、山に囲まれた秘境駅、昨日遅れまくった臨時列車が停車する。唯一のアクセス道路は、前来た時は雪で埋もれていたが、今日は落ち葉に埋もれていた。時間があったので、その山道を昇り降りした。
一駅戻って、千代着7時36分、50分以上あるので、また山道を昇ることに。10分ほど昇ったら民家が10件以上あった。別の細い道で駅へと戻って、8時28分の飯田行に乗った。
秘境駅を2つ巡ったところで、天竜峡から北の盆地を行ったり来たりする。時又で折り返し、天竜峡手前の川路へ、券売機はないので、運賃150円を乗ってから巡回してきた車掌に払う。次の駅から2分という短い間だから、お釣りのないように払わないといけない。2駅飛ばして、伊那八幡着9時27分、国道沿いに古い商店が並ぶが、開いている店は少ない。52分の列車にまた2分だけ乗って、飛ばしてきた毛賀へ、10時台の列車はないので、隣の駄科駅まで30分歩き、その途中スーパーで昼食などを調達した。
駄科発11時03分の岡谷行でひたすら北上することに、天竜峡始発なので、余裕でボックスシートに座れた。飯田で降りる人は少なく、スルーする人が多かった。車内が空いてきたので、車両を移動して、町の見える右側に座る場所を変えた。
飯田から75分かかって駒ヶ根着12時36分、手前の駅から学生が乗り込んで、少し混んできた。10分の停車の間に駅前を軽く散策した。伊那北でさらに学生が乗り込んで、立ち客も増えてきた。前の列車との間隔が1日で一番開くのだから仕方ない。平日だと空いているのだろう。
岡谷の一つ手前の川岸で下車したのが13時50分、飯田から2時間半と高速バスの倍くらいかかる。ただし、高速バスは運転士不足で午後は1本しか走ってない。川岸で降りたのは駅舎が去年改修されたため、新しい待合室で昼食をとったあと、新しい木造駅舎を見物した。
1時間以上も滞在し、隣の岡谷に着いたのは15時丁度、乗り換え時間が40分以上あったので、駅裏の西友で買い物した後、駅周辺を散策した。岡谷からまた1駅間だけ乗って、下諏訪には15時47分に着いた。下諏訪に降りたのは駅舎が4年前にリニューアルされたため、宿場町イメージの白い外壁、中は御柱祭りイメージの太い柱が支えている。駅前はシャッター街で少し寂しい感じ、車がそれなりに通るが歩道は狭かった。
下諏訪発16時10分の特急あずさに乗車、新宿まで乗らずに小淵沢で下車、そのすぐあとに来た普通に乗り継いで、甲府の2つ手前の塩崎着17時14分、塩崎駅は10年前に独特の形状を持つ駅舎に建て替えられた。といっても、周辺は既に暗くなっていたので、全体的な形状はわかりにくかった。40分以上滞在して、塩崎発17時58分、10分で甲府に到着した。
甲府では予約した特急まで30分近い待ち時間、その合間に信玄餅などお土産を購入した。それにしても名古屋の帰りに甲府を通るとは。甲府発18時35分の特急あずさは3連休の最終日とあってか満席、ところどころでスピードを落としたためか八王子着は3分遅れ、そのあとは速く走って、新宿には時間通りに到着した。あずさは千葉行なので、新宿から先も乗車、秋葉原の街を見て、錦糸町には20時26分に到着した。錦糸町で夕飯用に半額惣菜を買って、21時10分に帰宅した。帰宅後は、秋に行きたい絶景駅のランキングを見ながら夕食となった。