一回目の揺れがおさまった時
町内の資材加工場にいた長男が
すぐ家が大丈夫か見に来た
その直ぐ後義妹が「子供が怪我した」と
泣きながら家のピンポン押してた
救急車も来ないだろう、そう思って
私の所へ必死に自転車で来たのです
電話はすでにどこにも繋がらなかった
腰が抜けて座り込んでいた私ですが
血まみれの甥の顔をみたら
「行くぞ!」と軽に親子を積み込んで
出発と思ったら2回目の大きな揺れが来た
遠くで煙が上がり、帰る頃には
我が家は残ってるか心配だった
他の車が緊急停車しているど真ん中を
ぶっとばして救急病院へ到着
ケガはたいしたこと無かった
けど、アパートの3階の弟一家の部屋の中は
食器がぜんぶ戸棚から飛んで割れて悲惨
軽い怪我ですんで本当に良かった
血まみれの甥と泣きながら子供を抱きしめる義妹をみて
私は火事場のくそ力を使って動いてたんですね
自分の家に戻ってワンコ達の顔見たら
ひどい動悸と膝がガクガク震えて歩けなくなりました
その後一週間ほど何かに摑まってないと
立っていられなくて辛かったよ
なんでか全身ひどい筋肉痛だった。