「いま魚さばいてたんだ」「味付けして味見してたとこ。いや~うめぇ!」
TRS食品(有)の田中信博さんにお電話すると、いつもこんな会話から始まります。
港に上がった魚をさばいて、良い塩梅に味付けして、食べやすい形に加工するのが田中さんの仕事です。
岩手県釜石市大槌町にあるTRS食品(有)の前身は漁師の家系。昭和初期からイカ釣り、マグロの遠洋などの漁業と水産加工を手がけてきました。1999年に加工部門が独立してTRS食品が設立されました。
屋号には「TRY SANRIKU」という意味がこめられています。
TRS食品(有)の田中信博さんにお電話すると、いつもこんな会話から始まります。
港に上がった魚をさばいて、良い塩梅に味付けして、食べやすい形に加工するのが田中さんの仕事です。
岩手県釜石市大槌町にあるTRS食品(有)の前身は漁師の家系。昭和初期からイカ釣り、マグロの遠洋などの漁業と水産加工を手がけてきました。1999年に加工部門が独立してTRS食品が設立されました。
屋号には「TRY SANRIKU」という意味がこめられています。
私が田中さんと出会ったのは、(株)松栄さんと同じ2022年。やはりパッケージ制作のプロジェクトでした。
温暖化で海水温が上昇して、三陸の漁場が変わってしまった。それまで獲れていた魚が獲れなくなり、南方から今までと違う魚が入ってくるようになった。魚種の変化に柔軟に対応できるようなパッケージを開発したい・・・という目的で田中さんはプロジェクトに参加していました。
それが、今回の日本橋三越のイベントに登場する「三陸地物焼」です。
◆魚を知り尽くす田中さんの味付け
さんま、ぶり、鮭など三陸で獲れる魚を、一尾まるごと骨まで食べられるように加工調理し
て、魚本来の旨味を大切にするため魚種によって異なる味付けに。
パッケージを開けるだけで手軽に美味しくいただけて、湯煎で温めると魚の風味がさらに立ち上ります。
一番人気は「三陸魚の山ぶどう漬け焼き(さんま)」。旬のさんまを岩手県産の山葡萄ワインに漬け込んで焼いています。
パッケージを開けるだけで手軽に美味しくいただけて、湯煎で温めると魚の風味がさらに立ち上ります。
一番人気は「三陸魚の山ぶどう漬け焼き(さんま)」。旬のさんまを岩手県産の山葡萄ワインに漬け込んで焼いています。
どれも甲乙つけがたいのですが、私が個人的に推したいのは「三陸干物の塩焼き(さんま)」。
ほどよい塩味とさんまの香り、絶妙な脂のりとふっくらした食感で、「パッケージを開けただけで、こんなに質の高いさんま塩焼きが食べられるなんて!」と感動します。
ほどよい塩味とさんまの香り、絶妙な脂のりとふっくらした食感で、「パッケージを開けただけで、こんなに質の高いさんま塩焼きが食べられるなんて!」と感動します。
TRS食品のオンラインストア「潮風堂」で買えるけれど、売場でリアルに試食していただけたらもっと多くのお客様がファンになるはず!
私はそう考えるようになり「だったら販売イベントを企画しちゃおう!」と思い立ったのです。
田中さんのこだわりは、魚に潜在する良い部分を存分に活かす味付け。みりん干しは甘過ぎないよう、漬魚はタレで食べさせるのではなく、あくまでも魚本来の旨味を楽しめるように塩梅よく仕込んでいます。
漁師の家系に生まれ育った田中さんの、魚への愛情が感じられます。
私はそう考えるようになり「だったら販売イベントを企画しちゃおう!」と思い立ったのです。
田中さんのこだわりは、魚に潜在する良い部分を存分に活かす味付け。みりん干しは甘過ぎないよう、漬魚はタレで食べさせるのではなく、あくまでも魚本来の旨味を楽しめるように塩梅よく仕込んでいます。
漁師の家系に生まれ育った田中さんの、魚への愛情が感じられます。
イベント限定「コワダ塩焼き」とは?!
今回出店する日本橋三越の催事【食のなんじゃこりゃ~博覧会】の見どころは、タイトルのとおり全国から登場する「なんじゃこりゃ~」な食品たち。
東北笑福市チームからは何を出品しようか?と話し合ったとき
田中さんから提案されたのが「コワダ」でした。
「コワダって・・・なんですか?」
「三陸地域ではふつうに食べてるよ。スーパーで売ってるし、レストランや料亭のメニューにもある。酒にも白飯にも合う。そりゃうめぇよ」
「コワダ」は東京人の私にとっては未知のもの。別名「海のホルモン」とも呼ばれるらしいのですが・・・
東北笑福市チームからは何を出品しようか?と話し合ったとき
田中さんから提案されたのが「コワダ」でした。
「コワダって・・・なんですか?」
「三陸地域ではふつうに食べてるよ。スーパーで売ってるし、レストランや料亭のメニューにもある。酒にも白飯にも合う。そりゃうめぇよ」
「コワダ」は東京人の私にとっては未知のもの。別名「海のホルモン」とも呼ばれるらしいのですが・・・
田中さんがうめぇと言うなら「よし、それでいきましょう!」と決定。
そこから、田中さんの試行錯誤が始まりました。
「味付けはニンニクにしようか? 生姜にしようか? 会場で匂うのはよくねぇか?」と、試しては試食する日々。
その結果、ネギ塩焼きが一番美味しい!という結論に至りました。
さてさて、田中さんがこのイベントのためだけにご用意する「コワダ」とは、いったいどんな魚でしょう?
そこから、田中さんの試行錯誤が始まりました。
「味付けはニンニクにしようか? 生姜にしようか? 会場で匂うのはよくねぇか?」と、試しては試食する日々。
その結果、ネギ塩焼きが一番美味しい!という結論に至りました。
さてさて、田中さんがこのイベントのためだけにご用意する「コワダ」とは、いったいどんな魚でしょう?
ほかでは食べられない & 買えない限定商品になります。
イベント会場ではイートインも予定しており、田中さんが目の前で焼いてくれます(1月15日(水)~17日(木))
イベント会場ではイートインも予定しており、田中さんが目の前で焼いてくれます(1月15日(水)~17日(木))
ぜひお召し上がり下さい!