あまり自分の中で面白い事が無いのかな…まあ、単に踊らされてる状態ですか?踊らされて幸せならそれも良し。その先の自分なりの幸福感があれば良し。私個人的にはナンセンスですが。むしろ私アプリで並ばせたいですね。
やはり、糸井重里かな…おいしい生活ですよね。あの時は画期的でした。あの言葉と80年代に酔いしれたかも知れません。コピーライターという概念が日本で初めて定着した時代かも知れません。感性が言葉に変わる…そんな一瞬がコマーシャルの中に凝縮されていた時代だったような気がします。
以前話したこたろうくんの話の続きです。こたろうは、春になるちょっと前、戻って来た。冬の寒さのその後の桜の咲く少し前。冬の寒さの激闘に耐え、気が付けば、耳は、しかし桜。激闘の後の桜でした。
あはは~きれいな桜の花びらです。
あはは~きれいな桜の花びらです。
キーマカレーみたいな…作りました。某社員食堂のまかないやってます。セロリとか入れたかったけど、使える食材に制限あり。玉ねぎ、人参、おまけにジャガイモもフードプロセッサーでみじん切り~何とかそれっぽくなりました。野菜の甘味が生かされて、ジャガイモごろごろのカレーとはまた一味違った味わいです。
こたろうくんは何年か前の冬になる手前にやって来た。あんまりお家に入れろとうるさいので、根負けして入れてしまった。狐顔で、狐太郎と命名。夏は空き地の草むらでカナヘビを捕っては家に運んでくる毎日。冬は毎日ケンカの連続…そんなケンカばかりの毎日で、右の前足を噛まれていた。治ったかと思えばまた同じ所を噛まれ…去勢をしておけば少しはよかったんだけど…そんなある日、狐太郎は姿を消した。もうぜんぜん帰って来ない…中途半端な半ノラ状態でいさせた事を後悔した。ましてあの怪我のまま…
季節は冬から春へと移り、桜の花もちらほら…庭の方から鳴き声がした。あの聞きなれた声は…まさか?ガラス戸を開けると狐太郎がいた。いなくなってからゆうに半年は経っていた。首には大きな鈴がぶらさがっていた。(ドラエモン?)去勢もされていた。前足の傷はもちろんきれいに治っていた。そうしてしばらくスリスリとご挨拶をひところして、いつも寝ていた定位置のベッドに寝た。あの頃と同じ様に。でもそのうち開けろというので戸を開けたら出て行った。いや、帰って行ったのかな…新しい住家へ。でもしかし、今時なんてありがたい人がいるんだろう!もう感謝、感謝。もう狐太郎はうちの猫では無いけれど、名前も何て呼ばれているのかな…どうも何件か先のご近所な事は確かで、裏の方の道なき道のフェンス越しに、狐太郎は毎日の様に朝挨拶にやって来る。で、しばらくしたら出せと鳴き、帰って行く。何か、一応うちの子だった事の確認作業なのかな。ホント、GPSでも付けたいくらい。