兵隊さんは世界各国に必ずいるが、日本で兵隊さんと言えば自衛隊員をおいて他にない。
兵隊さんのお仕事は、その良し悪しはともかく人殺し。また兵隊さんは自らの考えや意志を持たず、鉄人28号のようにリモコンの操作(上官の命令)によってのみ動かなければ兵隊さんにはなり得ない。
とはいっても兵隊さんもやはり人なのである。武器を置き、ヘルメットを外し、制服を脱げば、意志や感情の多くの部分が蘇る。
人は誰しも、今の在り方、今やっていること、これからやろうとしていることが個人として「良きこと」「正しいこと」と思いながら生きている。逆に言えば、そう思わなければ生きていけない。自分の考えや認識や判断や行動が「間違っていて、悪である」と思いながら、それをやり続けることはまず無理だろう。
ということは、兵隊さんにとっては、相手が人であってもそれが敵兵であれば射殺することが正しいのは疑いの余地がない。さらに、相手が一般市民でも上官の命令であれば引き金を引くことが正しい。ただし、これは蛇足ではあるが、どのような場合にも兵隊さんに一切の責任はなく、命令者にすべての責任が有る。
さて、軍隊は強くなければ意味がない。軍隊は兵隊の集まりだから個々の兵隊が強くなければ成り立たない。さて、ではどんな兵隊が強いのか?これは、腕力や格闘術などよりも、「正義と確信する精神」を有すること。これに勝るものはないだろう。
自衛隊。日本国を守る軍隊。その存在の是非はともかく、実際に存在し莫大な税金を食ってるのだから強くあることは必然。ということは、自衛隊にとって守るべき「お国」は、無条件に絶対正義ということになる。これは現在のみならず、過去においても絶対正義でなければ筋が通らない。過去に間違ったことのある絶対正義などどこにあろう。
よってかの元幕僚長、田母神氏の投稿したトンデモ論文の内容については、彼は至ってクソ真面目に本心を語っているのだ。到底世間一般に受け入れられない非常識な内容ではあるが、これが彼の本心でなければ自衛官としての立場に矛盾する。
よって、自衛官や自衛隊員に人権はない。これが軍隊の定義なのだ。
兵隊さんが訓練を終え、家庭で人に戻った時の思いや苦悩はいかばかりだろう?これは察するに余りある。
兵隊さんのお仕事は、その良し悪しはともかく人殺し。また兵隊さんは自らの考えや意志を持たず、鉄人28号のようにリモコンの操作(上官の命令)によってのみ動かなければ兵隊さんにはなり得ない。
とはいっても兵隊さんもやはり人なのである。武器を置き、ヘルメットを外し、制服を脱げば、意志や感情の多くの部分が蘇る。
人は誰しも、今の在り方、今やっていること、これからやろうとしていることが個人として「良きこと」「正しいこと」と思いながら生きている。逆に言えば、そう思わなければ生きていけない。自分の考えや認識や判断や行動が「間違っていて、悪である」と思いながら、それをやり続けることはまず無理だろう。
ということは、兵隊さんにとっては、相手が人であってもそれが敵兵であれば射殺することが正しいのは疑いの余地がない。さらに、相手が一般市民でも上官の命令であれば引き金を引くことが正しい。ただし、これは蛇足ではあるが、どのような場合にも兵隊さんに一切の責任はなく、命令者にすべての責任が有る。
さて、軍隊は強くなければ意味がない。軍隊は兵隊の集まりだから個々の兵隊が強くなければ成り立たない。さて、ではどんな兵隊が強いのか?これは、腕力や格闘術などよりも、「正義と確信する精神」を有すること。これに勝るものはないだろう。
自衛隊。日本国を守る軍隊。その存在の是非はともかく、実際に存在し莫大な税金を食ってるのだから強くあることは必然。ということは、自衛隊にとって守るべき「お国」は、無条件に絶対正義ということになる。これは現在のみならず、過去においても絶対正義でなければ筋が通らない。過去に間違ったことのある絶対正義などどこにあろう。
よってかの元幕僚長、田母神氏の投稿したトンデモ論文の内容については、彼は至ってクソ真面目に本心を語っているのだ。到底世間一般に受け入れられない非常識な内容ではあるが、これが彼の本心でなければ自衛官としての立場に矛盾する。
よって、自衛官や自衛隊員に人権はない。これが軍隊の定義なのだ。
兵隊さんが訓練を終え、家庭で人に戻った時の思いや苦悩はいかばかりだろう?これは察するに余りある。