
【左の回路のベクトルVを求める】
合成インピーダンスは
Z=1/ jωC+ 2jωL /(2+jωL)
各パラメータに数値を入れる。
Z=1/ j0.5+ j8/(2+j4)
式を整える。
Z=-j2+ j4/(1+j2)
第2項に共役複素数を掛ける。
Z=-j2+{j4(1-j2)}/(1+4)
Z=-j2+(j4+8)/5
Z=-j2+j4/5+8/5
Z=8/5+j4/5-j10/5
Z=8/5-j6/5 (これが本回路の合成インピーダンスである)
回路電流ベクトルIはI=5(A)∠0だから、求めるべきベクトルVは、
V=5(8/5-j6/5)
V=8-j6 (絶対値と偏角は 10∠atan-6/8 =∠-π/4.88[rad])
[交流の電力]
次に、本回路の消費電力を求める。
VI=5×(8-j6)
VI=40-j30
よって、有効電力P=40[W]、無効電力Q=30[var]である。
皮相電力Sは
VI=50[VA] {=√(402+302)}
【右の回路のベクトルIを求める】
負荷の複素インピーダンス(ベクトルインピーダンス)は
Z=8/5-j6/5
だから、回路電流ベクトルIは
I=8/(8/5-j6/5)
I=40/(8-j6)
分母分子に共役複素数:8+j6 をかけて
I=40(8+j6)/(64+36)
I=320/100+j(240/100)
よって
I=3.2+j2.4 (絶対値と偏角は 4∠atan 2.4/3.2 =∠π/4.88[rad])
関連記事:
複素インピーダンス(jωLと1/jωC) 2010-12-22
ベクトルと複素数 2010-12-18
交流回路のまとめ② 2011-02-21
合成インピーダンスは
Z=1/ jωC+ 2jωL /(2+jωL)
各パラメータに数値を入れる。
Z=1/ j0.5+ j8/(2+j4)
式を整える。
Z=-j2+ j4/(1+j2)
第2項に共役複素数を掛ける。
Z=-j2+{j4(1-j2)}/(1+4)
Z=-j2+(j4+8)/5
Z=-j2+j4/5+8/5
Z=8/5+j4/5-j10/5
Z=8/5-j6/5 (これが本回路の合成インピーダンスである)
回路電流ベクトルIはI=5(A)∠0だから、求めるべきベクトルVは、
V=5(8/5-j6/5)
V=8-j6 (絶対値と偏角は 10∠atan-6/8 =∠-π/4.88[rad])
[交流の電力]
次に、本回路の消費電力を求める。
VI=5×(8-j6)
VI=40-j30
よって、有効電力P=40[W]、無効電力Q=30[var]である。
皮相電力Sは
VI=50[VA] {=√(402+302)}
【右の回路のベクトルIを求める】
負荷の複素インピーダンス(ベクトルインピーダンス)は
Z=8/5-j6/5
だから、回路電流ベクトルIは
I=8/(8/5-j6/5)
I=40/(8-j6)
分母分子に共役複素数:8+j6 をかけて
I=40(8+j6)/(64+36)
I=320/100+j(240/100)
よって
I=3.2+j2.4 (絶対値と偏角は 4∠atan 2.4/3.2 =∠π/4.88[rad])
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