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理想ダイオード回路もオペアンプの応用例として、各種書籍でよく見かけます。また実際にもよく用いられます。あらためて、動作をくわしくみてみましょう。図のように、回路に用いているダイオードの向きによって整流方向が変わります。また反転増幅回路が基本になっているので、入出力の位相が反転していることに注意してください。
さて、このときのオペアンプの出力はどのようになっているでしょうか。下の図を見てください。青のラインがオペアンプの出力です(上の回路のD1のアノード)。この図は「理想ダイオード」の意味もよく説明していますね。もし、D2がなければ右のようにマイナス電源まで振り切ります。
理屈上、D2が無くても回路出力はきれいな整流波形をしていますから、D2は無くてもいいようにも思えますが、オペアンプの出力が急峻に大振幅すると電源に変動を与えやすく好ましくありません。よってD2は必ず入れましょう。
関連記事:
「絶対値回路」2009-12-06
「オペアンプとは何か?」2007-09-02
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理屈上、D2が無くても回路出力はきれいな整流波形をしていますから、D2は無くてもいいようにも思えますが、オペアンプの出力が急峻に大振幅すると電源に変動を与えやすく好ましくありません。よってD2は必ず入れましょう。
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