コンセールルミエール

フルートアンサンブル 
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ウィル・オッフェルマンズ

2008年07月06日 | フルート奏者
最近ちょっと現代音楽にはまっているsajimakiです。2005年にアメリカのコンベンションに参加したときにオッフェルマンズはコントラバスフルートで岩に向かって、即興演奏していました。著作の「フルート・音あそび」を小学生の生徒と取り組み始めたところ、子供のこころをわしづかみのようです。

Wil Offermans(ウィル・オッフェルマンズ) オランダ・マーストリヒト生まれ。フルート奏者、作曲家.プラバンツ・コンセルヴァトリーにてクラシック・フルートと即興演奏を学ぶ。85年8月から86年3月にかけて彼は「ラウンド・アバウト12.5」と題する7カ月間に波る世界一周フルート演奏旅行を成し遂けた。このプロジエクトで彼は18カ国(ヨーロツパ、アフリカ、アジア、北南アメリカ)を訪れ、ソロ・コンサート、現地の音楽家との共演、ワークショツプ、ラジオ・テレビ出演を行うとともに、各国の民族音楽におけるフルートの調査・収集にも多大な 成果をおさめた。オッフェルマンズはその後も世界各地でソロコンサートを中心とした積極的な演奏活動と大学、音大での講演・ワークショツプ、子供たちを対象にしたワークショップ(著作「フルート・音あそび」/全音楽譜出版社)を展開している。その中で彼は、フルート演奏に対する彼の身体的な考えをフルートの拡張技法(循環呼吸法、バンブートーン、ハーモニクス重音奏法、等)の徹底的な使用やライヴ・エレクトロニクスの使用により表現している。彼の著作、作曲作品はフランクフルトのツィマーマンと全音楽譜出版社より出版、CDはVDE‐Gallo(スイス)等より発売になつている。彼の著作「現代フルート奏者のために一現代技法に関する12の練習曲」(全音楽踏出版社、CD付)は、全米フルート協会より年度ベスト出版物に選ばれた。「奏法のための奏法に終わるものではなく、素材の借用という次元を越えて、一本の笛を吹く行為を肉体化する試みの中に極自然に溶け込んでいく」(パイパース)と評された。1992年より毎年ベルギーにて「インターナショナル・フルート・サマー・コース/現代フルート奏者のために」を行つている。