【お知らせ】conne-colle演出の若松さんの出演情報です。
こちらでのお知らせが遅くなってしまい申し訳ありません。
本日からの放送で第一話は終わってしまいましたが、土曜日7日、14日に再放送22:25~23:40がありますので、お聴き逃しなく!
NHKラジオ第2【朗読】
2月2日(月)~13日(金)朝9:45~10:00永井荷風「すみだ川」他全10回
【新作】永井荷風「すみだ川」 全10回
朗読:若松泰弘(文学座)
テキスト:「すみだ川」 『荷風全集 第五巻』(岩波書店 1964年)
「春のおとずれ」『荷風全集 第四巻』(岩波書店 1964年)
永井荷風の作品が表現するいくつものテーマの一つは、江戸への共感、郷愁である。アメリカ、フランスにおよそ5年滞在し、「あめりか物語」、「ふらんす物語」を著した荷風は、この外遊により、西洋の精神・思想を吸収した。同時に、西洋と日本の季節、風土、伝統の違いを実感し、より日本的なるもの、わけても、中学のころより親しんできた江戸への思いを強くする。帰国してすぐ、江戸への追憶、郷愁の思いにあふれた「すみだ川」を書いている。帰国1年後の1909年、荷風32歳の時である。 「生れた過去の東京を再現させようと思って、人物と背景とを隅田川の両岸に配した」(荷風)。 平成17年に制作された映画「ALWAYS三丁目の夕日」が、過ぎ去った昭和をなつかしむ物語ならば、およそ100年前に書かれたこの作品は、江戸の面影を色濃く残す隅田川界隈を舞台に、そこに住み、昔からの暮らしを守る人たちに共感し、消えてゆく景色と時代をなつかしむ物語である。 今回は、小説「すみだ川」と、小品「春のおとずれ」を朗読する。
放送日 再放送日 内容
2/2 2/7 「すみだ川」(1)
2/3 2/7 「すみだ川」(2)
2/4 2/7 「すみだ川」(3)
2/5 2/7 「すみだ川」(4)
2/6 2/7 「すみだ川」(5)
2/9 2/14 「すみだ川」(6)
2/10 2/14 「すみだ川」(7)
2/11 2/14 「すみだ川」(8)
2/12 2/14 「すみだ川」(9)
2/13 2/14 「春のおとずれ」(10)
こちらでのお知らせが遅くなってしまい申し訳ありません。
本日からの放送で第一話は終わってしまいましたが、土曜日7日、14日に再放送22:25~23:40がありますので、お聴き逃しなく!
NHKラジオ第2【朗読】
2月2日(月)~13日(金)朝9:45~10:00永井荷風「すみだ川」他全10回
【新作】永井荷風「すみだ川」 全10回
朗読:若松泰弘(文学座)
テキスト:「すみだ川」 『荷風全集 第五巻』(岩波書店 1964年)
「春のおとずれ」『荷風全集 第四巻』(岩波書店 1964年)
永井荷風の作品が表現するいくつものテーマの一つは、江戸への共感、郷愁である。アメリカ、フランスにおよそ5年滞在し、「あめりか物語」、「ふらんす物語」を著した荷風は、この外遊により、西洋の精神・思想を吸収した。同時に、西洋と日本の季節、風土、伝統の違いを実感し、より日本的なるもの、わけても、中学のころより親しんできた江戸への思いを強くする。帰国してすぐ、江戸への追憶、郷愁の思いにあふれた「すみだ川」を書いている。帰国1年後の1909年、荷風32歳の時である。 「生れた過去の東京を再現させようと思って、人物と背景とを隅田川の両岸に配した」(荷風)。 平成17年に制作された映画「ALWAYS三丁目の夕日」が、過ぎ去った昭和をなつかしむ物語ならば、およそ100年前に書かれたこの作品は、江戸の面影を色濃く残す隅田川界隈を舞台に、そこに住み、昔からの暮らしを守る人たちに共感し、消えてゆく景色と時代をなつかしむ物語である。 今回は、小説「すみだ川」と、小品「春のおとずれ」を朗読する。
放送日 再放送日 内容
2/2 2/7 「すみだ川」(1)
2/3 2/7 「すみだ川」(2)
2/4 2/7 「すみだ川」(3)
2/5 2/7 「すみだ川」(4)
2/6 2/7 「すみだ川」(5)
2/9 2/14 「すみだ川」(6)
2/10 2/14 「すみだ川」(7)
2/11 2/14 「すみだ川」(8)
2/12 2/14 「すみだ川」(9)
2/13 2/14 「春のおとずれ」(10)