みなさんこんにちは!!
CONNECT English School代表の早坂です
今日は前回の続きで暗記について書いていきたいと思います。
今回は暗記をする際のポイントを2つ紹介します。
ポイント1:「暗記をすること」は「問題集を解くこと」とは目的が違うことを認識する
暗記が苦手という人のなかには「1度にたくさん暗記してしまおう」という人が多くいます。単語テストの例では、100個の単語を2,3日、もしくはテスト前日で覚えようとする人たちです。
このような人たちの多くに共通してみられる傾向が一つあって、それは「ある期限までに英文法などの問題集を解くこと」と「ある期限までに決められた単語を暗記すること」を同じにとらえていることです。
問題集を解いて提出するのは、「終わらせること」が一応の到達点であり(もちろんすべて解けるように復習を繰り返すのがよい)、全部解けてなくてもとりあえず出しておけばそれなりの評価を受けられますが、暗記をすることは「日本語から英語に直せる(逆もしかり)」の状態になって初めて完結したことになりますよね。
つまり、この2つが全くの別物だということを認識しないで同じ勉強だと思ってしまうと、暗記についても夏休みの宿題を最後の数日でまとめてやるような「最後の追い込み」ができると思ってしまうようです。
しかし、それができないのが暗記なのです。
ポイント1の結論:暗記は短期間(1~2日)でたくさんできるものではない。できてもそれは短期記憶になるだけで長期的にみたらその場を乗り切っていることにしかならない。
ポイント2:同じ60分を使うなら、連続した60分ではなく10分×6回にする
どんなに長い時間集中して暗記しようとしても、覚えたと思った10分後には忘れていませんか?
長時間連続した暗記活動は非常に効率が悪いというのが科学的にも証明されています。
記憶に関する脳の仕組みについての詳細はここでは省略しますが、覚えるために必要なことは、脳の海馬というところに「この単語は忘れてはいけない」と思わせることです。
「忘れてはいけない」と思わせるために必要なこと、それは「反復」です。
ある単語を覚えようとしたとき、その単語を忘れてしまったとします。そしてすぐに覚えなおしをします。この「覚えなおし」というのがポイントです。
覚えなおすことで、脳は「この単語は忘れてはいけない!」と思い込みます。もちろん、またすぐ忘れますので、また覚えなおします。
これを繰り返すことによって、ようやくその情報が脳に定着してくれます。
つまり、60分間ずっと単語帳とにらめっこしていても、その後すぐ忘れてしまうので、10分やって、しばらくしてからまた10分やる。
この反復作業を通し、脳は「思い出す」という作業を行います。そして思い出せる単語は自然と長期記憶へ運ばれ、思い出せない単語は覚えなおすことによって海馬に忘れてはいけないことなんだと思わせ、長期記憶に近づいていきます。
以上から、単語暗記をしようという高校生の時間の使い方としては、例えば、朝10分、登校して教室で10分、昼休みに10分、放課後すぐに10分、帰りの電車で10分、夕食前に10分、のように細分化して繰り返す回数を増やすのが良いということです。
もしくは単語暗記10分→数学40分→単語暗記10分→国語60分→単語暗記10分・・・のように科目と科目の間に単語暗記を挟むのも効果的です。他教科を勉強することにより、単語のことが意識から外れますね。このように、「頭を単語からリセット」した状況で再び暗記活動をすることに意味があります。
ポイント2の結論:時間を空けて(頭を単語からリセットして)、「思い出す」という作業を行うことで短期記憶から長期記憶にできる
いかがでしたでしょうか?
ここまでのまとめとしては、暗記作業は、
・短期間で覚えようとせず、ある程度長い期間を用意する
・長時間連続でやっても非効率的である
・反復練習する
ということが大切だということです。
まずはこの点から皆さんの暗記活動を振り返ってみてくださいね!
次回も引き続き暗記について書いていきたいと思います! See you next time♪
※無料体験会・説明会のお知らせ※
CONNECT English Schoolは埼玉県越谷市、JR南越谷駅(新越谷駅)から徒歩3分のところにある、地域で唯一、4技能試験に焦点をあてた授業を行っている大学受験英語専門のスクールです。
大きな特徴としては、従来のReading中心ではなく、個人では伸ばしにくいSpeakingとListeningを中心に授業を行い、質の高いWritingの課題に加え、今その効果が広まりつつある「音読」を自習教材として用いることで英語力の土台を築いています。4技能すべてを向上させることはもちろんのこと、将来使える英語を身につけることを目標に授業を行っています。
CONNECT English Schoolの代表であり、講師の早坂は日本での学習のみ(留学経験なし)で英検1級・通訳案内士に合格し、TOEICや観光英検など他の英語検定にも精通しています。
また、小学生から大人まで、幅広い層の人たちに15年以上にわたって英語を教えてきました。
その中でも、大学受験はもっとも得意な分野であり、通訳案内士の仕事を通して外国人と数多くのコミュニケーションをとってきた経験から、これからの4技能試験の対策でこれ以上の適任はいないと周りから信頼されています。
さらに詳しい授業内容やこれから大学入試英語がどう変わっていくのかを説明会&体験会でお話ししています。
こちらの説明会は高校生であれば無料で参加できます(保護者同伴歓迎、中高一貫の中3生も参加可能です)。
説明会には授業の体験会もついてきますので、そこで4技能をどう伸ばしていけばいいかのヒントがつかめると思います。
以下の説明会&体験会の日程をご確認の上、興味のある方はまずはお気軽に教室に足を運んでみてください。
今月は以下の日程で無料体験会・説明会を行います。
6/1(土)10時~12時、13時~15時
5/8(土)10時~12時、13時~15時
6/15(土)10時~12時、13時~15時
6/22(土)10時~12時、13時~15時
6/29(土)10時~12時、13時~15時
お申込み、詳しい説明などはホームページhttp.//connect-english-school.comまで!!
お気軽にどうぞ!!
追伸、ブログサイトの関係でアクセス(地図)がなぜか載せられない状況です。
お手数ではございますが、ホームページのアクセスをご覧ください。
よろしくお願い致します。
CONNECT English School代表の早坂です
今日は前回の続きで暗記について書いていきたいと思います。
今回は暗記をする際のポイントを2つ紹介します。
ポイント1:「暗記をすること」は「問題集を解くこと」とは目的が違うことを認識する
暗記が苦手という人のなかには「1度にたくさん暗記してしまおう」という人が多くいます。単語テストの例では、100個の単語を2,3日、もしくはテスト前日で覚えようとする人たちです。
このような人たちの多くに共通してみられる傾向が一つあって、それは「ある期限までに英文法などの問題集を解くこと」と「ある期限までに決められた単語を暗記すること」を同じにとらえていることです。
問題集を解いて提出するのは、「終わらせること」が一応の到達点であり(もちろんすべて解けるように復習を繰り返すのがよい)、全部解けてなくてもとりあえず出しておけばそれなりの評価を受けられますが、暗記をすることは「日本語から英語に直せる(逆もしかり)」の状態になって初めて完結したことになりますよね。
つまり、この2つが全くの別物だということを認識しないで同じ勉強だと思ってしまうと、暗記についても夏休みの宿題を最後の数日でまとめてやるような「最後の追い込み」ができると思ってしまうようです。
しかし、それができないのが暗記なのです。
ポイント1の結論:暗記は短期間(1~2日)でたくさんできるものではない。できてもそれは短期記憶になるだけで長期的にみたらその場を乗り切っていることにしかならない。
ポイント2:同じ60分を使うなら、連続した60分ではなく10分×6回にする
どんなに長い時間集中して暗記しようとしても、覚えたと思った10分後には忘れていませんか?
長時間連続した暗記活動は非常に効率が悪いというのが科学的にも証明されています。
記憶に関する脳の仕組みについての詳細はここでは省略しますが、覚えるために必要なことは、脳の海馬というところに「この単語は忘れてはいけない」と思わせることです。
「忘れてはいけない」と思わせるために必要なこと、それは「反復」です。
ある単語を覚えようとしたとき、その単語を忘れてしまったとします。そしてすぐに覚えなおしをします。この「覚えなおし」というのがポイントです。
覚えなおすことで、脳は「この単語は忘れてはいけない!」と思い込みます。もちろん、またすぐ忘れますので、また覚えなおします。
これを繰り返すことによって、ようやくその情報が脳に定着してくれます。
つまり、60分間ずっと単語帳とにらめっこしていても、その後すぐ忘れてしまうので、10分やって、しばらくしてからまた10分やる。
この反復作業を通し、脳は「思い出す」という作業を行います。そして思い出せる単語は自然と長期記憶へ運ばれ、思い出せない単語は覚えなおすことによって海馬に忘れてはいけないことなんだと思わせ、長期記憶に近づいていきます。
以上から、単語暗記をしようという高校生の時間の使い方としては、例えば、朝10分、登校して教室で10分、昼休みに10分、放課後すぐに10分、帰りの電車で10分、夕食前に10分、のように細分化して繰り返す回数を増やすのが良いということです。
もしくは単語暗記10分→数学40分→単語暗記10分→国語60分→単語暗記10分・・・のように科目と科目の間に単語暗記を挟むのも効果的です。他教科を勉強することにより、単語のことが意識から外れますね。このように、「頭を単語からリセット」した状況で再び暗記活動をすることに意味があります。
ポイント2の結論:時間を空けて(頭を単語からリセットして)、「思い出す」という作業を行うことで短期記憶から長期記憶にできる
いかがでしたでしょうか?
ここまでのまとめとしては、暗記作業は、
・短期間で覚えようとせず、ある程度長い期間を用意する
・長時間連続でやっても非効率的である
・反復練習する
ということが大切だということです。
まずはこの点から皆さんの暗記活動を振り返ってみてくださいね!
次回も引き続き暗記について書いていきたいと思います! See you next time♪
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CONNECT English Schoolは埼玉県越谷市、JR南越谷駅(新越谷駅)から徒歩3分のところにある、地域で唯一、4技能試験に焦点をあてた授業を行っている大学受験英語専門のスクールです。
大きな特徴としては、従来のReading中心ではなく、個人では伸ばしにくいSpeakingとListeningを中心に授業を行い、質の高いWritingの課題に加え、今その効果が広まりつつある「音読」を自習教材として用いることで英語力の土台を築いています。4技能すべてを向上させることはもちろんのこと、将来使える英語を身につけることを目標に授業を行っています。
CONNECT English Schoolの代表であり、講師の早坂は日本での学習のみ(留学経験なし)で英検1級・通訳案内士に合格し、TOEICや観光英検など他の英語検定にも精通しています。
また、小学生から大人まで、幅広い層の人たちに15年以上にわたって英語を教えてきました。
その中でも、大学受験はもっとも得意な分野であり、通訳案内士の仕事を通して外国人と数多くのコミュニケーションをとってきた経験から、これからの4技能試験の対策でこれ以上の適任はいないと周りから信頼されています。
さらに詳しい授業内容やこれから大学入試英語がどう変わっていくのかを説明会&体験会でお話ししています。
こちらの説明会は高校生であれば無料で参加できます(保護者同伴歓迎、中高一貫の中3生も参加可能です)。
説明会には授業の体験会もついてきますので、そこで4技能をどう伸ばしていけばいいかのヒントがつかめると思います。
以下の説明会&体験会の日程をご確認の上、興味のある方はまずはお気軽に教室に足を運んでみてください。
今月は以下の日程で無料体験会・説明会を行います。
6/1(土)10時~12時、13時~15時
5/8(土)10時~12時、13時~15時
6/15(土)10時~12時、13時~15時
6/22(土)10時~12時、13時~15時
6/29(土)10時~12時、13時~15時
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