おか~さん 『ミルクの顔がこんなになってしまいました。
牙の後が4つ。
ドラキュラに噛まれたみたいに2つずつ並んでいるんです。
目頭の赤いのは私がこすり過ぎたのです。ごめんね。』
ミルク 『暴力反対なの。
お薬もイヤだけどガマンするわ。
だって美貌のためですもの。』
おか~さん 『犯人はもちろんコイツです。
ソファだってこんな風にぼろぼろにしちゃうし。』
クッキー 『オレは無実や』
おか~さん 『ミルクまでボロにするのはやめてよね
昨日は仲良くしてたんじゃなかったの?』
クッキー 『オレは知らん』
ミルク 『知らないはずないわ。
アイツは暴力オトコなの』
おか~さん 『かわいそうにね。
でもアンタもどうしてされるままになってんの?
いつもの様に怒って逃げたらいいでしょ。
なぜか私の見ていないところでこういう事になるんです。
クッキーにはよーく言って聞かせましたが
しらばっくれてましたわ。
多頭飼いの皆さん家にこういう困ったコはいませんか?』
おか~さん 『明後日は父の日ですね。
父の日って白いバラをプレゼントって言ってませんでしたっけ?
母の日が赤いカーネーションで、父はバラなんてちょっとずるいね。
そんな訳で、白いバラのリースを送る事にしました。
おと~さん達へのプレゼントって難しいです。
父上様達待っててねー。』