図書館BOOKレビュー

河内のおっさんですわ。おっさんが宿題で読書感想文を書いてます。

新年は大変なことから始まってしまいました。政府はきっちり対応してください。法人税あげましょう。

2024年01月07日 | 読書レビュー

12月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2471
ナイス数:491

君に光射す君に光射す感想
ネグレストとストーカーの話かとちょっとモヤモヤするから、読むのやめたろかって、このテーマ早く無くなってしまうような世の中になったらええのに、と思いつつページ捲る手も緩慢で、ほぼ惰性での読み進めではありましたが、〝光射す〟のは主人公の僕やったんですね🤨子どもにたすけられるのかと想像してたけど、意外にもマッチングアプリやったんや😓こんな告白の仕方されたら泣いてしまうよね、うん😆/分別をちゃんとしてる人が、たまたま捨ててしまった小物のゴミは焼却炉で燃えてしまいます。意図して大量じゃなければ大丈夫です🤣
読了日:12月29日 著者:小野寺 史宜
鈍色幻視行鈍色幻視行感想
『蜜蜂…』書いててフラストレーションが溜まってのかと深読みしてしまうほど恩田陸が帰って来たって感じです。そんなこともないと思いますが、そこはかとなく、恩田陸らしい不穏な匂いがぷんぷん漂ってる🤔なので、帰ってきたように思う恩田陸を堪能しました。まあ人なんて殆ど凡庸やし必然性なんて特にないとは思いますし、パートナーのことを全て判ってしまうと、それはそれで味気ないのです😅全体的には日本映画を観てるよう。ハリウッドやったら聖者の行進でラストのクレジット流れるとこやと思うけどラストは寅さん観てるみたい😆
読了日:12月27日 著者:恩田 陸
ウクライナにいたら戦争が始まったウクライナにいたら戦争が始まった感想
ウクライナのブチャで起こったジェノサイドを小説化したようです。ここには結衣さんは居ません、一人でロシア軍を手玉に取るような空想は流石に書けないようで、一般人は逃げ惑うほかないことが伝わります。ここにあるような、外国人がこんな扱いされたのかは知らないけど助けてくれる人がいつも何処にも居てくれる世界であれば良いなとは思います。とはいえ日本の外務省の行動は、やっぱりこんなもんかって納得させられるくらいの実態でしか無い現状は、お金儲けしか考えてない政治家や官僚が多すぎるからやろね😔
読了日:12月22日 著者:松岡 圭祐
踏切の幽霊踏切の幽霊感想
この作者って、かっこいい言葉をさらっと喋らせるのは得意技やねん😆「はい。人の一生分の幸せを抱いて、旅立たれました」って残ったほうも、そうでないほうも幸せになって凄いと思います。別の人に言わせてほしかったけどもね。それと舞台は昭和でないと、この話は無理やったのかな?……あーそうか現代やったらネット検索やらSNSやらチャットAIやらが台無しにするのか🤣心霊現象と社会派記者の激突💥は、面白かったです。(ちなみに読了済のジェノサイドは〝この国の人たちは戦争することをやめたんだ〟のセリフがお気に入りです🤨)
読了日:12月18日 著者:高野 和明
私小説私小説感想
私小説とはなんと改行が少ないのかって嘆いてます。疲れた。では、それぞれの感想など…「電気の川」ミュージシャンって言うのは耳が特別なのか、めんどくさい人なのか、そらオーディエンスのライターとは感覚は違うよね。〝それでええねん〟とウルフルズも言うてます🤣/「Crazy In Love」ビヨンセにはタイレノールなんか要らんねん、ほんでもお大事に🤔/「神の足掻き」新型コロナに縁のないボクには(これまでは)理解不能。クスリやった事ないしねぇ(これからも)🤨/続きは→ https://x.gd/azh5e
読了日:12月16日 著者:尾崎 世界観,西 加奈子,島田 雅彦,町屋 良平,しいき ともみ,エリイ,千葉 雅也,水上 文
メロスの翼メロスの翼感想
一風変わり者の人物登場でメインなのかと思うと、どうも違うらしい。そこから次々主役らしい人が登場するので、本線はどこなん?って感じで読み進めてました😅中国選手の日の丸は、どうなっていくんや!との謎は過去に遡り、ますます読み手のおっさんは混乱するばかりで想像してるストーリーとはどんどん離れていきました。それでも後でイケメン変り者や弁護士事務所の元カノや頼りなさげな担任先生も伏線回収(少し無理筋かなぁ)して、最後はバトンも繋がりましたね、重要アイテムやと思ってたのに正直忘れてました😆
読了日:12月07日 著者:横関 大
サード・キッチン (河出文庫 し 31-1)サード・キッチン (河出文庫 し 31-1)感想
青年は傷つきやすく臆病です、英語が拙くて言いたいことが伝わりません、バービー人形たちの間で劣等感に苛まされてます。でもそれは日本に居たって言葉が出ない、そんな状況は沢山ある、それに語彙が少なく的確な言葉を紡ぎ出せないのは同じ事、(このレビューも)。…でも舞台が留学中だからそんな光景が増幅されて心象がよくわかります。知る事が大事、無知は罪、と言われても勉強してないと理解はできませんよね。先生が言ってたように、考え続けないと……
読了日:12月04日 著者:白尾 悠

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