「仮面ライダー」は周知の通り、有名で説明不要なのだが、「ワイルド7」は少年雑誌の中でもマイナーな「少年キング」に連載されていたバイクアクション漫画で短い間だったがTVで実写化されていたのだ。内容はヒドかったが…。
その「ワイルド7」が映画化されると聞いたのが1年ほど前。
主役の飛葉役を瑛太が演じるとのことで、いささかの不安を感じながら完成を待ち、そして公開。原作はかなり血なまぐさい内容なのに観客は若い女性が多かったなあ。これが瑛太の効果なのかな?その他にはアタシと同年齢位や、やや年上のライダースのレザージャケット着用(つーか、ジャケットに着られている。)のリアル・ワイルド7世代のおぢさんがやや見受けられましたよ。
で、映画の内容は…思った以上に瑛太の飛葉役はハマっていて、お金をかけただけあってアクションシーンやモブシーンも見応え充分で、予想を裏切りそこそこ面白かったですよ、そこそこ。残念なのは原作の持つオリジナリティーの良さ(メンバーの個性や彼らが警視正の地位だとか)を生かし切れていないな。そこそこ良かったけど、でもこれはワイルド7ではないよ。
「守りたいものがある。守り抜きたい人がいる。」なんて安っぽいフーニャン?あっ、そうそうヒューマンな意味づけとかを日本映画って何でしたがるのだろう?ワイルド7だって思わなきゃそこそこの映画ですよ、そこそこ。
何で、両国や八百がいないんだよ?モドキはいたが。
そう言えばヘボピーも、ありゃないよな。
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